古巣対決となった上海海港のケヴィン・マスカット監督が、横浜F・マリノス戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。
19日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ最終節が行われ、上海海港は横浜FMをホームに迎えた。
ラウンド16進出をかけて戦う上海海港と首位で突破したい横浜FMの一戦。試合は互いに譲らない展開となり、ゴールレスのまま推移。しかし64分に植中朝日のゴールで横浜FMが先制すると、69分には天野純にもゴール。横浜FMが0-2で勝利して首位で通過となった。
上海海港は敗れてしまったものの、山東泰山が突然の撤退。その結果、浦項スティーラースの勝ち点が3減ることなり、8位でラウンド16進出を決めた。
古巣戦に敗れたことで、前節のヴィッセル神戸戦に続いて無得点で連敗。さらに、2025年に入ってからは中国スーパーカップで上海申花にも敗れており、公式戦3連敗となった。
マスカット監督は「まだまだ改善の余地はあるが、時間が経てば目標に到達できると信じている。3連敗してもチームに対する私の自信は変わらない。結局のところ、2025年の3試合の対戦相手は非常に強力だった」と、相手も強い3チームだったと振り返った。
週末には中国スーパーリーグが開幕。上海海港は、深圳新鵬城と対戦する。「明日は休みを取り、金曜日から中国スーパーリーグの新シーズンの初戦に向けて準備を始める。日曜日の試合で、本来のパフォーマンスを発揮できることを願っている」と、リーグ開幕へ意気込んだ。
なお、上海海港はラウンド16で再び横浜FMとの対戦が決定。リベンジを虎視眈々と狙うことになりそうだ。
【動画】上海海港がホームで横浜FMと対戦