★三笘薫が鮮やかチップキックで公式戦3試合連発! ブライトンが菅原由勢途中出場のセインツに完勝【プレミアリーグ
プレミアリーグ第26節、サウサンプトンvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが22日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、アウェイのブライトンが0-4で快勝した。なお、サウサンプトンのDF菅原由勢は後半から途中出場。
プレミアリーグ第26節、サウサンプトンvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが22日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、アウェイのブライトンが0-4で快勝した。なお、サウサンプトンのDF菅原由勢は後半から途中出場。ブライトンのMF三笘薫は78分までプレーした。
新体制初勝利から公式戦連敗と再び失速の最下位に沈むサウサンプトン。好調の難敵をホームで迎え撃った今回の一戦で菅原は引き続きベンチスタートに。
一方、公式戦連発と絶好調の三笘を擁する10位のブライトン。リーグ前節は三笘のスーパーゴールにミンテの2ゴールでチェルシーに3-0の完勝。前々節のノッティンガム・フォレスト戦での惨敗を払しょくした。最下位相手に公式戦3連勝を狙った一戦では三笘が左ウイングでスタメンに入った。
ボールの主導権を握るブライトンは、普段通りにマンツーマンで守るサウサンプトンに対して三笘らの個人技、コンビプレーでの局面打開でのチャンスメークを狙う。8分にはリュテールがボックス内で強引に反転してシュートを枠に飛ばすが、ここはGKラムズデールのセーブに遭う。さらに、16分にはボックス手前の好位置で得たFKをバレバが直接狙うと、壁にディフレクトしたシュートが枠に向かったが、これはわずかにクロスバーの上を越えた。
15分を過ぎた辺りから完全に主導権を握ったブライトン。19分にはアヤリの右クロスに大外から絞ってきた三笘にビッグチャンスも、右足アウトでミートし切れなかったワンタッチシュートはわずかに枠の右へ外れる。それでも、23分にはジョアン・ペドロが見事な中央突破でディフェンスラインを破ると、最後はGKとの一対一を冷静なチップキックで制し、先制に成功した。
先制後はサウサンプトンが押し返す時間帯が続いたものの、要所を締めるブライトン。40分にはカウンターからバレバのスルーパスで背後へ抜け出したミンテが決定的なシュートを放ったが、ここはGKラムズデールの好守に阻まれ、追加点を奪うまでには至らず。
一方、ビハインドを背負って試合を折り返したサウサンプトンはウェリントンを下げてハーフタイム明けに菅原を右ウイングバックに投入。三笘と同サイドでマッチアップする形に。開始直後には裏抜けしたアーチャーがゴールネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイド判定となった。
後半はやや相手の勢いを受ける入りとなったブライトンだったが、ファーストチャンスを活かしてゴールをこじ開ける。56分、前線への長いパスを起点にリュテールがDFアリボとの球際を制して右のミンテに繋ぐと、正確なリターンパスをゴール前でワンタッチシュートで決め切った。
この2点目がセインツに大きなダメージを与えると、試合はよりアウェイチームの流れに。そして、71分には絶好調の日本人エースが魅せる。前線への縦パスをジョアン・ペドロが丁寧にマイナスへ落とすと、前向きで引き取った三笘が完全にディフェンスラインの背後へ抜け出す。このままボックス内まで運んだ三笘はGKラムズデールとの一対一の局面でクールなチップキックを流し込み、公式戦3試合連続となる今季リーグ7点目とした。
これで勝利を確信したヒュルツェラー監督は殊勲の三笘らを続けてベンチに下げて週明けのリーグ戦に向けた戦い方にシフト。だが、攻撃の手を緩めないシーガルズは82分にもセットプレー流れからヒンシェルウッドに4点目が生まれるなど、最後までセインツを圧倒し続けた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地で完勝のブライトンが公式戦3連勝を達成した。
サウサンプトン 0-4 ブライトン
【ブライトン】
ジョアン・ペドロ(前23)
ジョルジニオ・リュテール(後11)
三笘薫(後26)
ジャック・ヒンシェルウッド(後37)
【動画】三笘薫がGKとの一対一制して公式戦3戦連続ゴール!
2025年2月23日(日)2:14