フィオレンティーナは23日、ヴェローナ戦の試合中に昏倒して緊急搬送されたイタリア代表FWモイゼ・ケアンだが、最新の報道では「初期検査の結果は良好で、経過観察のため一晩入院する」ことがわかった。
ケアンは23日に行われたセリエA第26節のヴェローナ戦に先発出場。
フィオレンティーナは23日、ヴェローナ戦の試合中に昏倒して緊急搬送されたイタリア代表FWモイゼ・ケアンだが、最新の報道では「初期検査の結果は良好で、経過観察のため一晩入院する」ことがわかった。
ケアンは23日に行われたセリエA第26節のヴェローナ戦に先発出場。58分に相手選手に挟まる形で倒れると、27の左ヒザが頭部にヒットし、ピッチに倒れ込んだ。その後、一度は治療を受けてピッチに戻ったが、64分に意識が混濁した状態でピッチに倒れた。
すぐさま異変に気が付いたチームメイトがメディカルスタッフをピッチに呼び込んで応急処置を施したのち、ピッチ脇に横付けされた救急車に乗せられて地元の病院へ緊急搬送となった。
フィオレンティーナでは昨年12月にもU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェがピッチに倒れ、病院への緊急搬送されたこともあり、スタジアム全体で大きな動揺が確認された。
なお、4分間の中断を経て再開された試合は、後半アディショナルタイムにヴェローナのベルネードに決勝ゴールを奪われ、フィオレンティーナは0-1で敗戦している。
イタリア『スカイ・スポーツ』によれば、緊急搬送されたケアンの初期検査の結果は問題なしと診断されたとのこと。しかし、ケアンはプロトコルの通り、経過観察のため一晩入院し、月曜の朝に退院することになるという。