アーセナルのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、PSV戦の大勝を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
4日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでアーセナルはPSVとアウェイで対戦した。
ケガ人が続出しているアーセナル。特に前線のカードが不足し、本職ではない選手がプレーする中、直近の公式戦4試合で3試合ノーゴールと苦しんでいた。
苦しい戦いが続いていたが、この日はチーム全体が躍動。18分にユリエン・ティンバーのゴールで先制すると、イーサン・ヌワネリ、ミケル・メリーノが前半のうちにゴール。1-3で迎えた後半も、ウーデゴールの2ゴール、レアンドロ・トロサール、リッカルド・カラフィオーリがゴールを重ね、終わってみれば1-7で圧勝に終わった。
ここ数試合はゴールが奪えずに結果が出ていなかったアーセナル。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたウーデゴールは、「チーム全員にとって本当に素晴らしい試合だった。攻撃、ゴール、チャンスの創出など、前進していく姿勢が本当に良かった」と勝利を喜んだ。
ラウンド16の1stレグで6点差をつけての勝利はなかなか起こるものではないが、ウーデゴールは試合を振り返り、チームのリバウンドメンタリティを称えた。
「チャンピオンズリーグのこのラウンドでプレーすることはいつも厳しい。特にアウェイではだ。このような結果を残せたことは信じられないほど素晴らしいことだと思う。過去2試合の後に全員が巻き返したことを本当に誇りに思う。良い試合だった」
「説明することは難しいけど、過去2試合の後、改善するために一生懸命努力した。十分ではなかったんだと思う」
「トレーニングでは毎日一生懸命に取り組んできた。今日は僕たちの実力を見せられたと思う。これからもこの調子で続けていきたい」
しっかりとチーム全体で反省し、改善を図って来たというウーデゴール。後半も容赦なく攻め込んでいく姿勢は、アーセナルが持っている考え方だとした。
「これがチームの考え方だ。僕たちは常にもっと上を目指し、1ゴール1ゴールの重要性を理解している。今日は本当に良い結果が出た。もちろん、これには満足しているよ」
大きなアドバンテージを得た中でベスト8進出は余程のことがなければ確定。その場合は、レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリーの勝者との対戦となる。
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