★CL初采配で初黒星のファン・ペルシ監督「勢いが失われてしまった」…後半立ち上がりの2失点目悔やむ
フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督が、欧州初采配での初黒星を振り返った。
フェイエノールトは5日、デ・カイプで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでインテルと対戦し、0-2で敗戦した。
フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督が、欧州初采配での初黒星を振り返った。
フェイエノールトは5日、デ・カイプで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでインテルと対戦し、0-2で敗戦した。
プレーオフでミランを破ったチームを引き継ぎ、CL初陣ではリーグフェーズを4位フィニッシュした格上と対戦したファン・ペルシ監督。多くの離脱者を抱えるなか、前半途中まではほぼ互角のパフォーマンスを見せたが、前半終盤と後半立ち上がりに痛恨の連続失点。
その後、GKティモン・ヴェレンロイターのPKストップで3失点目を回避したが、ここまでわずか1失点のインテルの堅守を前に最後までゴールを奪えず。ホームでの痛恨の敗戦は就任2試合目での初黒星にもなった。
同試合後、ファン・ペルシ監督はオランダ『Ziggo Sport』で試合を総括。前半の出来を評価しながらも、後半序盤の2失点目を悔やんだ。
「我々は良いスタートを切り、前半は良かったが、本当に大きなチャンスを作らずに相手にかなりのプレッシャーをかけていた」
「残念ながら、最初のチャンスで失点してしまったが、テュラムのようなストライカーならそういうこともある。後半に入って早すぎる失点となり、勢いが失われてしまった」
また、負傷明けの一部選手のパフォーマンスを評価しつつも、FW上田綺世を含め幾つかのチャンスのいずれかを仕留めたかったと後悔の念も語った。
「我々のプレーヤーは懸命にプレーした。ミッチェルはしばらく90分間プレーしていなかったし、ヤクブ・モデルもしばらく欠場していた。後半のテンポとプレッシャーの低下からもそれが見て取れた」
「インテルも非常にうまくやっていたが、モデルがクロスバーに当たって大きなチャンスがあったし、その後、ウエダアヤセも一対一があった。残念ながら、今夜は運が味方してくれなかった」
ホームでの敗戦によって2ndレグでは、今大会複数失点が1度もない難敵相手のアウェイゲームで逆転を目指す。
サスペンション明けのDFジヴァイロ・リートの復帰は朗報だが、今回の試合で攻撃の起点を担ったFWイブラヒム・オスマンが逆にサスペンションで不在に。
引き続き難しいやりくりを強いられる指揮官だが、上田ら負傷明けの選手の活躍に期待している。
「来週また状況を見直さなければならない。アントニ・ミランボが復帰する可能性はわずかだが、今後数日でわかるだろう。ウエダは今日すでにプレーしており、私はファン・インボム(の復帰)に少し期待している」
2025年3月6日(木)9:15