レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が6日にアウェイで行われ、1-1のドローに終わったヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。
ミッティランとのプレーオフを連勝で突破したソシエダが、リーグフェーズを3位フィニッシュしたユナイテッドをホームに迎えた1stレグ。
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が6日にアウェイで行われ、1-1のドローに終わったヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。
ミッティランとのプレーオフを連勝で突破したソシエダが、リーグフェーズを3位フィニッシュしたユナイテッドをホームに迎えた1stレグ。
立ち上がりから主導権争いが繰り広げられるなか、時間の経過とともにホームのソシエダが前線からのプレスと右の久保を起点にボールを動かしながらペースを掴んでいく。ただ、相手の守備を崩し切るまでには至らず前半はゴールレスで終了。
迎えた後半、ソシエダは57分にザークツィーのゴールで先制を許したが、67分に左CKの場面でアゲルドと競り合ったブルーノ・フェルナンデスのハンドを誘発し、PKを獲得。これをキッカーのオヤルサバルが冷静に左隅へ蹴り込み、幸運な形から同点に追いついた。
振り出しに戻った試合は再び膠着したが、ラ・レアルは81分に久保を下げてベッカーを右サイドに投入。すると84分、右サイドで背後を取ったベッカーの絶妙な折り返しをゴール前に走り込んだオスカールソンが右足アウトで合わすが、このシュートは枠の左に外れる。
さらに、試合終了間際にはオヤルサバルのスルーパスに抜け出したオスカールソンがボックス左から鋭いシュートを枠に飛ばすが、今度はGKオナナの好守に阻まれ、試合は1-1でタイムアップを迎えた。
試合後会見に臨んだイマノル監督は、失点後の選手たちの戦いぶりを誇り、2ndレグでの期待をうかがわせた。
「とても均衡した試合だった。前半は我々の方が苦しんだが、後半は相手に先制点を許したものの、我々の方が優位に試合を進めることができたし、同点に追いついた後も何度かチャンスを作ることができた」
「この試合はオールド・トラッフォードで決着がつく。我々はすでにそこで一度勝利しているし、チームの最後の数分間を見れば、再びそれを再現しない手はないだろう」