★「行動は理解できなかった」ミラン指揮官の広報が辞任…クラブへの不満など誤った情報が拡散「法的な対応をすることになる」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、自身のスタッフの思いも寄らない行動に困惑している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

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ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、自身のスタッフの思いも寄らない行動に困惑している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

2024年末、パウロ・フォンセカ監督の後任としてミランの指揮官に就任したコンセイソン監督。直後のスーペル・コッパは制覇と良い滑り出しを見せたが、チャンピオンズリーグ(CL)ではストレートでの決勝トーナメント進出を逃し、プレーオフでフェイエノールトに敗れて敗退となった。

また、セリエAでは直近3連敗を喫し、CL出場権獲得から遠ざかっている状況。今シーズン限りでの解任も囁かれている。

そんななかで事件が発生。コンセイソン監督の広報を務めるフランシスコ・エンピス氏が、コンセイソン監督が抱えるミランへの不満をイタリアのジャーナリストに漏らした。

内容はトレーニング施設の問題や、チームの体力的な準備不足、一部選手の意欲の欠如、経営陣のサポートの欠如など。これを受けたコンセイソン監督は『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に対し、「今はミランの件でとても苦しんでいるが、私について報道されていることは何も真実ではない」「クラブは常に私に寄り添ってくれている」と否定的なコメントを出していた。

その後、エンピス氏はコンセイソン監督の広報を辞任。謝罪とともに誤った情報が広まったと弁明している。

「これらの主張はいずれもセルジオ・コンセイソン監督によって確認されたものではなく、プロフェッショナルとしての彼を責めるものではない。犯した過ちや名誉を傷つけたことにより、直ちに辞任する」

「公開された情報にはいくつかの誤りや不正確な点が含まれている。特にチームメンバーやテクニカルスタッフ、ミランの経営陣との関係についてだ。それらは真実を反映したものではなく、事実の根拠を欠いた噂や推測に過ぎない」

また、8日に行われるレッチェ戦に向けた記者会見ではコンセイソン監督が公の場でこの件に言及。法的措置も示唆している。

「このような事態になり申し訳なく思っている。元スタッフの行動は理解できなかった。悪意によるものなのか、誰かから金銭で買収されたのかもわからない。あるジャーナリストからこの件について知らされたが、信じられなかった」

「ミランで働いている人々には申し訳なく思う。私は今週ずっとチームや経営陣と毎日ここにいたし、選手たちと話し、仕事をしてきた」

「彼はこの件について法的な対応をすることになるだろう」

2025年3月8日(土)23:40

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