★インテルが上田綺世先発のフェイエノールトに貫禄の連勝で準々決勝進出【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、インテルvsフェイエノールトが11日に行われ、2-1でインテルが勝利。2戦合計スコア4-1としたインテルが準々決勝に進出した。

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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、インテルvsフェイエノールトが11日に行われ、2-1でインテルが勝利。2戦合計スコア4-1としたインテルが準々決勝に進出した。フェイエノールトのFW上田綺世は63分までプレーしている。

先週敵地で行われた1stレグをラウタロとテュラムの主砲2トップ揃い踏み弾で先勝したインテルは、3日前の3-2で逆転勝利したモンツァ戦のスタメンから6選手を変更。5日後のアタランタとの上位決戦に向けてラウタロやバレッラ、バストーニら主力をベンチスタートとした一方、守護神ゾマーが負傷から復帰した。

一方、逆転突破を狙うフェイエノールトはCL集中のためリーグ戦が延期となった中、1stレグで負傷から復帰していた上田が[4-3-3]の最前線で先発となった。

2点のリードを持つインテルが構える入りとした中、4分にムヒタリアンが左足ミドルでGKを強襲すると、直後のCKからカルロス・アウグストがヘディングシュートでゴールに迫った。

そのインテルが8分に先制する。左サイドでボールを受けたテュラムがボックス内まで切れ込み、カットインからシュートを決めきった。

2戦合計3-0として余裕のインテルは16分、テュラムのお膳立てからボックス中央のタレミが狙いすましてシュートを狙う好機もコースが甘くGKヴェレンロイターにセーブされた。

その後も試合をコントロールしていたインテルだったが、38分に前がかるフェイエノールトがPKを獲得。ボックス内でモデルがチャルハノールに倒されると、VARの末にPK判定となった。このPKをモデル自ら決めてフェイエノールトが1点を返して前半を終えた。

2戦合計スコア3-1で迎えた後半、インテルがボールを持つ入りとすると開始4分、テュラムがボックス中央から際どいシュートを放って牽制。

すると直後、ボックス左角でタレミがベーレンに倒されてPKを獲得。これをチャルハノールが決めて勝ち越した。

余裕のインテルがペースを落として時間を進める中、61分にはアタランタ戦を見据えてチャルハノールとカルロス・アウグストをお役御免に。

63分には見せ場を作れなかった上田がピッチを後にした中、67分にインテルが再びPKを獲得しかける。ロングカウンターの流れからテュラムがボックス内でベーレンに倒されたとアピールするもVARが入ってシミュレーションを取られてPKは取り消しに。

71分にはテュラムがバー直撃のシュートを浴びせた中、終盤にかけても流し気味のインテルがフェイエノールトに付け入る隙を見せずに2-1のまま勝利。貫禄の連勝でフェイエノールトを退け、準々決勝ではドイツ決戦を制したバイエルンと対戦する。

インテル 2-1 フェイエノールト
【インテル】
マルクス・テュラム(前8)
ハカン・チャルハノール(後6)【PK】
【フェイエノールト】
ヤクブ・モデル(前42)【PK】

2025年3月12日(水)7:05

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