レアル・バジャドリーの会長でもあり、現役時代は”怪物”とも呼ばれていた元ブラジル代表FWのロナウド氏が、ブラジルサッカー連盟(CBF)の会長選からの撤退を表明した。
日韓ワールドカップ(W杯)を最後にW杯優勝はなく、自国開催の2014年のブラジルW杯でも4位に終わったのが最後であり、残りの4大会はベスト8で敗退とかつての強さはないブラジル代表。
レアル・バジャドリーの会長でもあり、現役時代は”怪物”とも呼ばれていた元ブラジル代表FWのロナウド氏が、ブラジルサッカー連盟(CBF)の会長選からの撤退を表明した。
日韓ワールドカップ(W杯)を最後にW杯優勝はなく、自国開催の2014年のブラジルW杯でも4位に終わったのが最後であり、残りの4大会はベスト8で敗退とかつての強さはないブラジル代表。
そのセレソンの低迷を憂うロナウド氏は昨年12月に代表立て直しへCBF会長選出馬の意向を表明した。
しかし、同氏は有権者のほぼ全員の支持を得ているエドナウド・ロドリゲス会長に挑戦することは不可能との結論に達し、会長選からの撤退を自身のSNSを通じて明かした。
「27の地域連盟と初めて接触したとき、23の扉が閉ざされていた。意思決定者の大多数がブラジルフットボールは良い担い手に委ねられていると信じているならば、私がどう思うかは問題ではない」
「連盟は、現体制に満足していることと、ロドリゲスの再選を支持していることを理由に、私を自宅に迎え入れることを拒否した」
「私は自分の計画を提示したり、アイデアを提唱したり、彼らの意見に耳を傾けたりすることができなかった。対話の姿勢はなかった」
「法令では連盟に最も強い票が与えられているため、私が立候補することはできないのは明らかだ。地元の指導者のほとんどは現職の会長を支持している。それは彼らの権利であり、私の信念にかかわらず、私はそれを尊重する」
なお、会長選は27の地域連盟で構成され、各連盟に3票が割り当てられ、セリエAのトップリーグの20クラブには2票、セリエBの20チームには1票が割り当てられている。
今回の、ロナウド氏の撤退を受け、来年の会長選ではロドリゲス会長が唯一の候補者になると見られている。
2002年の日韓W杯では優勝したメンバーの1人でもあったロナウド氏。現在48歳のロナウド氏は、ブラジル代表として99試合で62ゴールを記録。大ケガに見舞われるキャリアだったが、PSVやバルセロナ、インテル、レアル・マドリー、ミランなどでプレーした。