★「素晴らしい試合をした」PK戦の末にCL敗退も、チームを誇るシメオネ監督…微妙なPK戦の判定にも言及
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、PK戦の末に敗退となったマドリード・ダービーを振り返った。
アトレティコは12日、エスタディオ・メトロポリターノで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグでレアル・マドリーと対戦。
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、PK戦の末に敗退となったマドリード・ダービーを振り返った。
アトレティコは12日、エスタディオ・メトロポリターノで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグでレアル・マドリーと対戦。
先週にアウェイで行われた1stレグを1-2で落としていたなか、MFコナー・ギャラガーの開始1分経たずの電光石火弾で先制に成功。90分の勝負では1-0で勝利したが、2戦合計2-2で並んだことで延長戦、PK戦までもつれ込んだ。そのPK戦では守護神ヤン・オブラクのPKストップはあったものの、FWフリアン・アルバレス、MFマルコス・ジョレンテの失敗によって2-4で敗戦。無念のベスト16敗退となった。
同試合後、ディエゴ・シメオネ監督は結果について悔しさを滲ませながらも、「私は選手たちを誇りに思う。チャンピオンズリーグではいつも負けているが、マドリーは苦労しているし、それだけに本当につらい思いだ」と、メトロポリターノでチームが見せたパフォーマンスを称賛した。スペイン『アス』が伝えている。
「運については話さない。我々のチーム、我々が常に戦う姿勢を誇りに思うということについて話したい。それは我々がクラブで行っているこのプロセスの歴史に残るはずだ。試合は常に非常によくコントロールされていた。追加点を奪うチャンスはあったが、最後の局面での精度が足りなかった。一方、相手はチャンスのないままボールを支配した。(後半に)PKを獲得したものの、彼らは失敗した。我々は信じられないほど素晴らしい試合をしたと思う」
また、前述のPK戦では4人目のジョレンテに関してはシュートをクロスバーに当てる疑いの余地がない失敗となったが、2人目のアルバレスに関してはシュート自体はゴールネットに突き刺したが、バランスを崩した際に右足でシュートする前に軸足の左足にボールが当たっていたとの“2度蹴り”との判定によって失敗とみなされる微妙な判定だった。
その判定について意見を求められた指揮官は、「PK戦はうまくいかなかった。試合によっ異なるものだからだ。フリアンがシュートを打つときにボールに触れたように見えるか、触れていないように見えるとか、彼らは私に説明してきた。審判がそう判断すれば、そのようになるだろう」と、審判団の判定に対して否定も肯定もせず。ありのまま状況を受け入れる姿勢を見せた。
2025年3月13日(木)9:45