★3連勝同士の福岡vs町田はどちらも譲らず2-2ドロー決着… GK谷晃生が痛恨OGも仙頭啓矢が同点弾【明治安田J1第7節】
29日、明治安田J1第7節のアビスパ福岡vsFC町田ゼルビアがベスト電器スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。
開幕3連敗から3連勝と一気に立て直した福岡。
29日、明治安田J1第7節のアビスパ福岡vsFC町田ゼルビアがベスト電器スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。
開幕3連敗から3連勝と一気に立て直した福岡。金明輝監督は昨シーズンまでコーチを務めた古巣との対戦となったなか、リーグ戦4連勝を狙う。FC東京に勝利した前節からはメンバーを入れ替えなかった。
対する町田も3連勝中と好調。前節のアルビレックス新潟戦は1-0で制した。4連勝を懸けた一戦は、新潟戦から2人変更。白崎凌兵と菊池流帆がスタメンに入った。
立ち上がりから互いにゴールに迫るなか、町田はFKの2次攻撃から西村拓真がヘディングシュート。前寛之のクロスに難しい体勢から合わせたが、GK村上昌謙が掻き出す。
しかし、獲得したCKから町田が先制。10分、相馬勇紀のクロスに合わせたのは岡村大八。前嶋洋太がゴールライン手前で触れたが、阻止しきれなかった。
その後もセットプレーを駆使しながら町田が攻め込み、15分には左ポケットから菊池流帆が狙う。右足シュートはわずかに枠の左に外れる。
福岡もセットプレーからチャンス。21分、敵陣左サイドから紺野和也がクロス。遅れて入ってきた見木友哉に届くと、ダイレクトボレーは中山雄太がヘディングで弾く。
続く左CKから福岡に同点ゴール。ショートコーナーを選択すると、受け直した北島祐二がインスイングのクロス。ニアでシャハブ・ザヘディが触れると、ゴール前に飛び込んだ安藤智哉が右足で押し込んだ。
町田も26分、相馬のFKからゴール前で混戦。団子状態を抜け出して菊池が左足を振るが、GK村上が抑える。
今度はショートカウンターからシャハブ・ザヘディがフリーでシュートと福岡も譲らず。町田も33分、左ポケットからカットインした相馬がゴール左隅にシュートを飛ばすが、GK村上がセーブする。
どちらも多数のチャンスを作る白熱した展開も、1-1からは動かず前半終了。町田はオ・セフンを桑山侃士に代えて後半に臨む。
福岡は押し込む入りとなったが、町田も譲らず一進一退の攻防。54分には前嶋の右クロスにシャハブ・ザヘディが左足ヒールで合わせるが、逆転ゴールとはならない。
60分には福岡も最初の交代カード。北島を下げて名古新太郎を投入する。
すると4分後、意外な形から福岡が逆転。岡村のバックパスをダイレクトで飛ばそうとしたGK谷晃生だが、バウンドが合わなかったかキックミス。後方に向かったボールがそのままゴールラインを割り、町田のオウンゴールとなった。
ひっくり返された町田は直後、相馬に代えて藤尾翔太を投入。しかし、福岡が町田陣内に押し込む時間が続く。
両チームとも一気に選手を入れ替えて終盤へ向かうと、84分に再び試合が動く。自陣内で奪った町田がカウンターを発動。藤尾が左サイドを持ち上がると、折り返しは走り込んだ仙頭啓矢のもとへ。収められなかったが、跳ね返ってきたボールを仙頭が押し込んだ。
追いつかれた福岡は、金森健志と橋本悠を送り出して再びの勝ち越しを狙う。後半アディショナルタイムには町田がチャンスを作るが、ゴールは奪えず試合終了。勝ち点「1」を分け合い、どちらも4連勝はならなかった。
アビスパ福岡 2-2 FC町田ゼルビア
【福岡】
安藤智哉(前22)
OG(後20)
【町田】
岡村大八(前10)
仙頭啓矢(後39)
【動画】走り込んだ仙頭啓矢が町田を救う同点弾!
2025年3月29日(土)17:31