★「やらなければならないことに集中」レアル行き報道のアレクサンダー=アーノルドにスロット監督が言及、契約満了近づくも「全く影響はない」
リバプールのアルネ・スロット監督が、去就が注目されるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。
プレミアリーグで首位を快走するリバプール。
リバプールのアルネ・スロット監督が、去就が注目されるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。
プレミアリーグで首位を快走するリバプール。追いかける2位のアーセナルが勝ち点を取りこぼしている隙に差を広げ、29試合を終えて勝ち点差「12」という状況だ。
そのリバプールは2日にプレミアリーグ第30節でエバートンをホームに迎え、マージーサイド・ダービーを戦うこととなっている。
首位をしっかりと守りたいリバプールだが、アレクサンダー=アーノルドが夏にレアル・マドリーへと移籍することが濃厚だと報道され、ファンからも大きな批判を受けることに。ただ、スロット監督は今はケガから復帰することに集中しているとした。
「トレントの状況は、残念ながら負傷しているということだ。そうでなければ、おそらく人々は彼がイングランド代表で1、2回素晴らしいパフォーマンスを見せたと語っていただろう」
「彼は回復に全力を注いでおり、我々は彼ができるだけ早く復帰できるようにサポートしようとしている」
また、アレクサンダー=アーノルドと共に、キャプテンのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーも契約延長にサインしていない状況。ただ、そうしたことは今は関係ないとし、チームが目指すことに全員集中していると語った。
「彼やヴィルヒル(・ファン・ダイク)、モー(モハメド・サラー)の件で、8カ月間も浮き沈みがあった。しかし、我々はそうした話し合いに焦点を合わせたことはなく、ただやらなければならないことに集中している」
「ヴィルヒルやモーにとっては、マージーサイド・ダービーに勝つことが目的だ。トレントにとっては、できるだけ早く体調を整えることが目的だ。この3選手はそのような状況下で、非常に良いパフォーマンスを見せている。私には全く影響がない」
チャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG)の前に敗退し、カラバオカップ(EFLカップ)では決勝でニューカッスル・ユナイテッドに敗れてタイトルを2つ逃すことに。ただ、プレミアリーグの優勝に向けてしっかりと立ち直れるとした。
「選手たちはリフレッシュしていると思う。代表戦の休みの後は、通常週末に試合をするが、今回は水曜日に試合をする。ほとんどの選手が数カ月ぶりに3、4、5日間の休みを取った。この試合は、マージーサイド・ダービーというだけでなく、リーグ戦で好位置にいるという点でも非常に重要だ」
2025年4月1日(火)23:30