★「これは戦略」劇的PKで日本から勝利を奪ったベトナム、ローランド監督は任務遂行の選手たちを称える「全員が理解している」

U-17ベトナム代表を指揮するクリスティアーノ・ローランド監督が、U-17日本代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。

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U-17ベトナム代表を指揮するクリスティアーノ・ローランド監督が、U-17日本代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。

7日、AFC U17アジアカップのグループB第2節が行われ、ベトナムは日本と対戦した。

初戦でU-17オーストラリア代表と引き分けていたベトナムと、U-17UAE代表に快勝していた日本の一戦。ベトナムは負ければ2位いないが厳しくなる状況で迎えた。

試合は日本に対してベトナムは6バックにしてサイド攻撃を防ぐことに。日本は攻めあぐね、中央からも崩せないでいる中、CKから先制に成功する。

先に失点したものの、大きく崩されなかったベトナム。後半は推進力を持って攻勢を強めるが、日本に主導権を握られる展開に。それでも、日本に追加点を与えないで守備で耐えていく。

ただ0-1で日本がリードし、そのまま試合終了になるかと思われた中、ラストプレーでGKのロングフィードから抜け出るとPKを獲得。土壇場で劇的なPKを決めて1-1のドロー。2分けとして最終戦にU-17ワールドカップ(W杯)出場権獲得の望みを繋いだ。

試合後、ローランド監督は強豪の日本を相手にしっかりと戦えた選手たちを称えた。

「日本のような強くて90分間安定したプレーができる競合チームと対戦することは、厳しいだろうとわかっていた」

「後半は何かを変えようと試み、なんとか得点して1ポイントを獲得することができた」

後半、長身のチャン・ギア・バオを投入していくと、そのチャン・ギア・バオがPKを獲得ししっかりと成功。ローランド監督は、これは戦略の1つだとし、選手たちがしっかりと理解してプレーしたことが勝ち点1に繋がったとした。

「これは戦略だ。サッカーは戦略だ。私の選手たちは私のことを知っており、私の考えを信じている。選手全員が、必要に応じて5分、15分、または30分プレーする準備ができている」

「結局、チームに何が必要かが一番重要であり、私の選手全員がそれを理解している」

グループ最終戦は10日。ベトナムはオーストラリアに勝利したUAEと対戦。勝利すればU-17W杯出場が決まる。


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2025年4月8日(火)17:20

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