今夏の移籍市場で注目を集めそうなイプスウィッチ・タウンのU-21イングランド代表FWリアム・デラップ(22)だが、プレミアリーグでも活躍したストライカーはあるクラブへの移籍は勧めないとした。
マンチェスター・シティの下部組織で育ったデラップは、“ロングスローの世界的名手”として名を馳せたロリー・デラップ氏の息子ととしても知られている。
今夏の移籍市場で注目を集めそうなイプスウィッチ・タウンのU-21イングランド代表FWリアム・デラップ(22)だが、プレミアリーグでも活躍したストライカーはあるクラブへの移籍は勧めないとした。
マンチェスター・シティの下部組織で育ったデラップは、“ロングスローの世界的名手”として名を馳せたロリー・デラップ氏の息子ととしても知られている。
ストーク・シティやプレストン・ノースエンド、ハル・シティへのレンタル移籍を繰り返すと、シティのファーストチームには昇格せずに2024年7月にイプスウィッチに完全移籍した。
プレミアリーグを戦うイプスウィッチにおいて、デラップはプレミアリーグで30試合に出場し12ゴール2アシストを記録。この活躍がビッグクラブの目に留まり、今夏の移籍市場では引く手数多の存在になりそうだ。
デラップには、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ニューカッスル・ユナイテッド、ウェストハムなどが関心を寄せていると報道。また、シティも買い戻し条項を保有しており、今夏の移籍が取り沙汰されている。
そんな中、イギリス『talkSPORT』の生放送に出演した元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホル氏は、あるクラブへの移籍を勧めなかった。
「ユナイテッドは、彼らが保有している選手よりも彼(デラップ)を選ぶだろう。彼はホイルンドやザークツィーよりも優れているが、私であれば彼にはそこへ行かないように言うだろう」
「現状は非常にネガティブだ。ブルーノ・フェルナンデス以外、ここ数年は期待外れの選手が多く、私は他のクラブに行くことを勧める。アーセナルが良いと思う。アーセナルでの彼を想像できる」
「ただ、彼はプレミアリーグのタイトル獲得を争うチームを支えるだけの力を発揮できるだろうか?それはわからない。ウェストハムのように、夏にストライカーが必要なチームに向けて、彼は一歩を踏み出す必要があるだろうか」
「エヴァン・ファーガソンはレンタル移籍で、ウェストハムの方が彼には合っているかもしれないが、私は彼を高く評価している」
「デラップは素晴らしいフィニッシャーで、大柄でパワーもある。プレミアリーグでも十分に通用するだろう」
イングランド代表としても活躍し、アストン・ビラで長らくプレー。プレミアリーグで322試合73ゴールを記録しているアグボンラホル氏のアドバイスは届くだろうか。