★「最悪で、期待に応えられていない」アモリム監督が自身の不甲斐ない今季の成績に言及、来季CL権については「予算の問題。重要になる」

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督がヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦に向けて意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えた。

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マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督がヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦に向けて意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えた。

17日、EL準々決勝2ndレグでユナイテッドはリヨンと対戦する。アウェイでの1stレグは最終盤に追いつかれて2-2のドローに終わっていたユナイテッド。ホームでの一戦で勝利すれば、準決勝に進出が決定する。

チームとしては今シーズンは良いところがなく、ELでタイトルを獲ることが唯一の救いとも言える状況の中、アモリム監督は攻撃陣の奮起に期待した。

「チームがもっとゴールを決め、FWの選手がより危険な存在になれば、守備も良くなるだろう」

また、ミスが目立ち批判の的になっているカメルーン代表GKアンドレ・オナナについても言及。「オナナはすでにインテルでトップクラブの選手であることを証明している。そして、彼にはパスの力がある。時には期待に応えられないシーズンもあるだろう」と擁護。また、自身も不甲斐ないミスを続けていると自虐を混ぜて語った。

「ミスについて言えば、私の戦績を見れば分かるだろう。私の戦績はチームの中で最悪で、期待に応えられていない。私はチームを率いるのに適任だと思っているし、アンドレについても同じ考えだ」

この試合に敗れれば、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場は不可能となるユナイテッド。財政的にも苦しいチームにとっては、収入源がなくなることは大きな痛手となる。

アモリム監督は問題であると語りながらも、出場することでも問題を抱えるとした。

「予算の問題だと思う。来シーズンの計画を立てる上で、これは重要だ。チャンピオンズリーグは全てを変えてしまう可能性がある。しかし、両面性もある」

「チャンピオンズリーグでは、水曜日にトップチームと対戦し、週末にはプレミアリーグで対戦するということは厳しい。チャンピオンズリーグに出場できなければ、チームを強化する時間が増える」

仮にCLの出場権を獲得できなかった場合は、来シーズンは国内の大会のみの参加になることが濃厚。もしそうなった場合は、プレミアリーグ制覇が強く求められることになるだろうが、どうなるか注目だ。



2025年4月17日(木)15:30

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