レスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディがファンに向けて謝罪した。
2023-24シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で優勝を果たしたレスター。プレミアリーグに復帰して臨んだシーズンだったが、年々レベルが上がるプレミアリーグの舞台では全く通用しなかった。
チームは途中で監督交代もありながら、33試合を戦い4勝6分け23敗。5試合を残しての1年でのチャンピオンシップ降格が決定してしまった。
今シーズンの昇格組み3チームが下位3チームとなり、サウサンプトンの降格はすでに決定済み。イプスウィッチ・タウンも次節にも降格が決まる状況であり、大きな力の差があることを見せつけられてしまった。
かつてはレスターでプレアミリーグの奇跡の優勝も果たしたヴァーディは自身のインスタグラムを更新。ファンへの謝罪の言葉を並べた。
「現時点では、何を言えば良いのかさえ分からない。今シーズンの終わり方に対する怒りと悲しみは、どんな言葉でも表現できない。言い訳はできない」
「長年このクラブに所属し、数々の栄光と成功を経験してきた。しかし、今シーズンは惨めなシーズンばかりで、個人的には完全に恥ずべきシーズンだった。辛いし、みんなも同じように感じていると思う」
「ファンの皆さんへ。ごめんなさい。残念ながら、楽しませることができなかった」
キャプテンも務めるヴァーディは今シーズンのプレミアリーグで31試合に出場し7ゴール3アシスト。38歳のベテランとなっても、1人で気を吐いて最もゴールを決めており、1年での降格に大きな責任を感じているようだ。
なお、共に優勝を果たした元日本代表FWの岡崎慎司氏が投稿にコメント。「顔を上げて、ここに残ってプレーを続けるべきだ」と、レスターでの現役続行を勧めるエールを送った。
【写真】ヴァーディが降格を謝罪…元日本代表FWがエール