レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、アラベス戦の敗戦を振り返った。スペイン『El Desmarque』が伝えた。
23日、ソシエダはラ・リーガ第33節でアラベスとアウェイで対戦。久保建英も先発出場を果たした。
同じバスク地方のクラブによるダービーとなったが、下位で苦しみ残留争い中のアラベスに苦戦。この試合では全く良いところがなく前半はゴールレス。後半もゴールを奪えないでいると、65分にナウエル・テナグリアにゴールを許し1-0で敗戦に終わった。
来シーズンのヨーロッパの大会の出場権を争う中で、手痛すぎる敗戦となったソシエダ。イマノル監督はスペイン『モビスター』のインタビューで悔しさを滲ませた。
「負けたら喜べない。悔しいが、何も言うことはない。チャンスの少ない典型的なダービーだった。相手は正しかったが、我々は間違っていた」
「選手たちを責めるつもりはない。いずれにせよ、監督として責任は負う。選手たちは全力を尽くした」
また、この試合で足りなかったことについても言及。チャンスを活かせないまま、相手にゴールを許したとした。
「試合の入りは良かった。最初の35分間は相手が落ち着いていなかったが、我々のチャンスだったからこそ、戦いを終わらせるにはもっと強い意志が必要だった」
「そのチャンスを活かすことができず、何も起こらなかった隙にゴールを奪われた。文句のつけようがない」
「むしろ、あの35分間は我々の方がアグレッシブだった。その優位性が決定的な得点チャンスにつながらなかった」
【動画】久保建英が先発出場も見せ場なし…残留争い中の相手に敗戦