★ユーロで見せた監督・ロナウドについてモウリーニョ「何かをもたらすことはなかった」と一刀両断

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▽マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユーロ2016決勝で見せた“監督姿”にもの申した。スペイン『アス』が報じている。

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▽マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユーロ2016決勝で見せた“監督姿”にもの申した。スペイン『アス』が報じている。

▽ポルトガルは今夏に行われたユーロ2016決勝でフランス代表と対戦した。この試合に先発出場を果たしたC・ロナウドだったが、前半の立ち上がりに相手選手と交錯して左ヒザを負傷。治療を行い、一度はピッチに戻るも25分に自ら交代を申し出てピッチを後にした。

▽涙を浮かべながらベンチへと下がったC・ロナウドだったが、試合終盤にはテクニカルエリアに飛び出し、フェルナンド・サントス監督を押しのけて味方に指示を送るなど、その姿は未来の監督そのものだった。

▽しかしモウリーニョ監督にはその姿を好意的には捉えていないようだ。C・ロナウドの行為は感情をコントロールできなかったものであり、チームに何かをもたらしたわけではないと分析している。

「結論から言うと、C・ロナウドはユーロ決勝の最後の数分でチームに何かをもたらすことはなかった。全てにおいて大事なことは、ピッチ上の11人がどんなプレーをするかと、彼らに対して指揮官がどういう指示を出すか」

「彼はほんの少し感情をコントロールできなかった。当然、その行為のすべてが悪いわけではない。ただ、あの場面では指揮官が重要な決断を下すことがある。私の経験上、選手は目の前の出来事に夢中になっており、それをコントロールするのが指揮官務めだ」

2016年8月6日(土)13:07

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