★ベネズエラとの激闘を制したイングランドがU-20W杯初制覇!《U-20W杯》

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▽FIFA U-20ワールドカップ(W杯)決勝戦のU-20ベネズエラ代表vsU-20イングランド代表が11日に行われ、0-1でイングランドが勝利。イングランドが11度目の出場で同大会初優勝を飾った。

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▽FIFA U-20ワールドカップ(W杯)決勝戦のU-20ベネズエラ代表vsU-20イングランド代表が11日に行われ、0-1でイングランドが勝利。イングランドが11度目の出場で同大会初優勝を飾った。

▽準決勝でPK戦の末にU-20ウルグアイ代表に勝利したベネズエラと、準決勝でU-20イタリア代表に3-1と快勝したイングランドが激突。どちらが勝っても初優勝となる一戦は、ポゼッションを高めて能動的に仕掛けるイングランドに対し、ベネズエラがショートカウンターを狙う展開となる。

▽すると10分、イングランドが最初のチャンスを迎える。ドーウェルとのワンツーでボックス右から侵入したソランケがフリーでシュートを放ったが、これはGKファリニェスが正面でブロックした。

▽さらに22分、バイタルエリア左でパスを受けたソランケが中央へ横パスを供給すると、これに反応したルックマンがペナルティアーク手前からシュート。しかし、これもGKファリニェスの好セーブに防がれた。

▽ここまでわずか3失点と堅守を誇るイングランドDFを前にほとんど決定機を作れなかったベネズエラだが、24分にセットプレーからチャンスを迎える。ヤンヘル・エレーラがアタッキングサード手前で倒されFKを獲得すると、ルセナが意表を突いたロングシュートでゴールを狙う。しかし、わずかに左に逸れたシュートはポストを直撃した。

▽ピンチを凌いだイングランドは35分、中盤でFKを獲得するとルイス・クックのロングフィードをボックス左手前でカルバート=ルーウィンが競り合うと、相手DFのクリアミスを誘発。これに反応したカルバート=ルーウィンがボックス内に侵入しフリーでシュート。一度はGKファリニェスに弾かれるも、こぼれ球を再びカルバート=ルーウィンが押し込み、イングランドが先制に成功した。

▽先制を許したベネズエラは42分、バイタルエリア左でFKを獲得。このFKをペニャランダが直接狙うも、シュートはわずかにゴール左に逸れた。

▽イングランドの1点リードで迎えた後半、ベネゼエラは[4-2-3-1]の布陣から[4-4-2]の布陣に変更。前半は左MFで起用したペニャランダを1列前に移動させた。すると50分、左サイドで獲得したFKからルセナがクロスを供給。これをボックス中央のY・エレーラが頭で合わせたが、これはGKウッドマンがキャッチ。

▽攻勢を強めたいベネズエラは51分、チャコンを下げてソテルドを投入。すると直後の52分、ソテルドのスルーパスでボックス右から侵入したセルヒオ・コルドバが決定機を迎えたが、これは飛び出したGKウッドマンがファインセーブ。さらに55分にも、ルセナの右CKからY・エレーラがヘディングシュートを放ったが、これも相手GKのセーブに阻まれた。

▽後半序盤からベネゼエラの猛攻を受けたイングランドだが、56分に反撃。バイタルエリアまで持ち上がったオノマーが強烈なミドルシュートでベネズエラゴールを脅かしたが、これはクロスバーを直撃した。

▽ソテルドの交代で敵陣へ侵攻する回数が増えたベネズエラに同点のチャンスが訪れる。73分、ボックス内でペニャランダがクラーク=ソルターに倒されPKを獲得。しかし、このPKをペニャランダが失敗。同点のチャンスを逃してしまう。

▽試合終盤にかけて決死の猛攻を見せるベネズエラに対し、イングランドは最後まで集中した守り披露。結局、試合はそのまま終了。1-0で勝利したイングランドが、U-20W杯初制覇を飾った。

2017年6月11日(日)20:57

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