★至高の打ち合いを制したのはドルトムント、逆転でアトレティコを退け11季ぶり準決勝進出【CL】

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チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、ドルトムントvsアトレティコ・マドリーが16日に行われ、4-2でドルトムントが勝利した。この結果、2戦合計スコアを5-4としたドルトムントが準決勝に進出している。

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チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、ドルトムントvsアトレティコ・マドリーが16日に行われ、4-2でドルトムントが勝利した。この結果、2戦合計スコアを5-4としたドルトムントが準決勝に進出している。

1週間前に行われた1stレグではアトレティコが2-1で先勝していた一戦。

逆転での11季ぶりベスト4進出を目指すドルトムントは、1stレグで一矢報いていたアラーが直近のボルシアMG戦で負傷し欠場。また同試合で復帰していたマレンが再離脱で同じく欠場となった。[4-3-3]で臨み、3トップはフュルクルク、サンチョ、アデイェミで臨んだ。

一方、7季ぶりのベスト4進出を目指すアトレティコは、累積で出場停止となったリーノに代わってエルモソを左センターバックに起用。左サイドハーフにアスピリクエタが入る[3-5-2]で臨んだ。

試合は立ち上がり、両チームにいきなり決定機が訪れる。まずは3分にドルトムント。アデイェミがボックス左に侵入してクロス。受けたザビッツァーがシュートに持ち込んだが、アスピリクエタの好ブロックに阻まれた。

そして5分にはアトレティコ。ロングカウンターからモラタが抜け出してGKと一対一に。しかしチップキックシュートは枠を捉えきれなかった。

互いに絶好機をモノにできなかった中、自陣に引くアトレティコ相手にドルトムントは18分、アデイェミがGKオブラク強襲のボレーで牽制。

その後はアトレティコの守備を崩せずにいたドルトムントだったが、34分に押し切る。フンメルスのフィードをボックス左で受けたブラントが縦に仕掛けて左足を振り抜くと、GKオブラクの手を弾いてネットを揺らした。

2戦合計スコアで同点としたドルトムントの攻勢が強まると、39分に逆転する。ジャンのクサビのパスをボックス左で受けたザビッツァーの落としをマートセンが引き受け、シュートを決めきった。

迎えた後半、コレア、バリオス、リケルメを投入したアトレティコが前がかる中、開始4分に追いつく。左CKをファーサイドのエルモソがヘッドで合わせると、フンメルスのクリアがゴールに吸い込まれた。

さらに57分、アトレティコに逆転のチャンス。コケのクサビのパスを受けたコレアがシュロッターベックを振り切ってシュートに持ち込んだが、わずかに枠を外れた。

それでも64分、アトレティコに勝ち越し弾。分厚い攻めを仕掛けた流れからボックス左のリケルメがGK強襲のシュートを浴びせると、ルーズボールをコレアがプッシュ。DFにカットされるもこぼれ球をボレーで蹴り込んだ。

追う展開となったドルトムントはバイノー=ギテンスを投入。すると67分、そのバイノー=ギテンスがヘディングシュートで牽制すると、71分に追いつく。左サイドに抜け出したザビッツァーのクロスをフュルクルクがヘッドで合わせた。

勢い付くドルトムントは3分後に勝ち越し。ペナルティアークでルーズボールを拾ったザビッツァーがボックス内に持ち出して左足を一閃。GKオブラクの手を弾いてゴール右に決まった。

81分にはドルトムントに勝負を決定付ける決定機が訪れるも、シュロッターベックのフィードに抜け出したフュルクルクはGKとの一対一を仕留めきれない。

それでも87分にザビッツァーの強烈なミドルでGKオブラクを強襲したドルトムントが2戦合計スコア5-4で逃げ切り。至高の打ち合いを制し、11季ぶりベスト4進出を果たしている。

2024年4月17日(水)5:57

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