元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(27)がマンチェスター・ユナイテッド退団を発表した。
2020年9月にアヤックスからユナイテッド入りしてからというもの、パッとせずのファン・デ・ベーク。不遇感もあるが、出番が見込めるタイミングで負傷したりとチャンスも不意にし、今年1月には2022年1月のエバートン行きに続くローンでフランクフルトに活躍の場を求めた。
だが、ドイツでも思ったように出番を掴めず、ブンデスリーガ8試合に出場したのみに。買取オプションが付いてのローン移籍だったが、フランクフルトは行使に動かず。この夏はひとまずユナイテッドに戻ったが、改めてクラブ探しが取り沙汰され、新天地に挙がるのがジローナだ。
昨季のラ・リーガで3位躍進を遂げたスペインのチーム行きが濃厚視されるなか、自身のインスタグラムでユナイテッド退団の旨を報告。個人として馴染み切れず、苦しい日々が続いたが、あらゆる方面に感謝の言葉を送った。
「親愛なるマンチェスター・ユナイテッドのファミリー。今日はクラブでの僕の冒険が終わる思い出深き日になる。長年にわたるみんなのサポートに感謝する。マンチェスター・ユナイテッドに来た瞬間から、手厚い歓迎を感じたし、それに感謝したい」
「快適に過ごさせてくれたクラブのみんなにもだ。この数年間を忘れられないものとしてくれたすべてのファンにもね。フットボール面以外でも、ここで2人の子供が生まれたし、マンチェスターは僕らの心でずっと特別な場所であり続けることだろう」
「みんなの幸運を祈る。また会おう」
【SNS】ファン・デ・ベークが別れのメッセージ