★冨安健洋欠場のアーセナルが無敗王者のレバークーゼンに4発快勝、来週のプレミア開幕へ弾みとなる勝利【PSM】
7日、プレシーズンマッチでアーセナルがレバークーゼンと対戦し、4-1で勝利を収めた。
2年連続でプレミアリーグ2位のアーセナルと、2023-24シーズンは無敗でブンデスリーガを初制覇したレバークーゼンの一戦。
7日、プレシーズンマッチでアーセナルがレバークーゼンと対戦し、4-1で勝利を収めた。
2年連続でプレミアリーグ2位のアーセナルと、2023-24シーズンは無敗でブンデスリーガを初制覇したレバークーゼンの一戦。互いに開幕が近づく中での試合は、アーセナルのホームであるエミレーツ・スタジアムで行われた。
アメリカツアーを行っていたアーセナルは、ボーンマス、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールと対戦し1勝2敗の成績に。対するレバークーゼンは、ロット=ヴァイス・エッセン、RCランスと戦い、1勝1分けという結果だった。
アーセナルはGKにダビド・ラヤ、最終ラインは右からベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、オレクサンドル・ジンチェンコと並び、中盤はジョルジーニョをアンカーにインサイドにマルティン・ウーデゴールと古巣対決のカイ・ハヴァーツを起用。3トップはファビオ・ヴィエイラ、ガブリエウ・ジェズス、レアンドロ・トロサールと右から並び、レギュラーと見られる選手が揃うこととなった。
なお、日本代表DF冨安健洋は負傷欠場となり、今夏獲得したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリもスタンドから見守った。
対するレバークーゼンは[3-4-3]の布陣で臨み、GKにマチェイ・コヴァル、3バックは右からオディロン・コスヌ、ヨナタン・ター、エドモン・タプソバが並び、中盤は右ウイングバックにジェレミー・フリンポン、左にピエロ・インカピエ、ボランチには今夏加入のスペイン代表MFアレイシ・ガルシアと古巣対戦となるグラニト・ジャカが並ぶことに。3トップは右にフロリアン・ヴィルツ、左にスタッド・レンヌから加入したマルタン・テリエ、トップにアミヌ・アドリと、新戦力と主軸が並ぶ形となった。
共にレギュラー格の選手が並んだ試合だったが、前半からアーセナルが圧倒する。
8分、左サイドを崩すと、ジンチェンコからのスペースへのパスに反応したハヴァーツのマイナスのボールを送ると、後方から走り込んだジンチェンコが左足でダイレクトシュート。強烈な低空シュートが決まりアーセナルが先制する。
さらに9分、アーセナルはGKからのレバークーゼンのビルドアップをトロサールが奪うと、こぼれ球を拾ったウーデゴールがボックス内のジェズスへパス。ジェズスがダイレクトで繋ぐとハヴァーツが繋ぎ、最後はトロサールがキックフェイントで相手をかわしてネットを揺らした。
あっという間に2点のリードを奪ったアーセナルは攻勢を緩めない。25分にはドリブルで持ち上がったトロサールがボックス手前からミドルシュートも、これはGKコヴァルがセーブ。しかし、38分には左サイドからカットインしたジェズスが自らミドルシュートを決めて3点のリードを前半に奪う。
思わぬ差がついた試合はハーフタイムにアーセナルは4枚交代。ジンチェンコ、ファビオ・ヴィエイラ、ジェズス、サリバを下げ、マイルズ・ルイス=スケリー、ブカヨ・サカ、デクラン・ライス、ヤクブ・キヴィオルを起用。レバークーゼンはフリンポンを下げて、ネイサン・テラを起用する。
選手交代を行った中でもペースはアーセナル。65分には、右サイドを仕掛けたサカがグラウンダーのクロス。これはジャカが反応するも、こぼれ球をハヴァーツが押し込み4点目を奪う。
まさかの4失点となったレバークーゼンは、76分に一矢報いることに。自陣からのカウンターに抜け出したテラのクロスを、走り込んだアダム・フロジェクが決めて1点を返すことに。しかし、そのまま終了し4-1でアーセナルが勝利を収めた。
アーセナル 4-1 レバークーゼン
1-0:8分 オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル)
2-0:9分 レアンドロ・トロサール(アーセナル)
3-0:38分 ガブリエウ・ジェズス(アーセナル)
4-0:65分 カイ・ハヴァーツ(アーセナル)
4-1:76分 アダム・フロジェク(レバークーゼン)
2024年8月8日(木)13:35