30日、2023-24WEリーグ第7節のセレッソ大阪ヤンマーレディースvsアルビレックス新潟レディースがヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのC大阪が1-0で勝利した。
7位・C大阪が2位・新潟Lをホームに迎え撃った一戦。
30日、2023-24WEリーグ第7節のセレッソ大阪ヤンマーレディースvsアルビレックス新潟レディースがヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのC大阪が1-0で勝利した。
7位・C大阪が2位・新潟Lをホームに迎え撃った一戦。8分、右サイドを抜け出したC大阪の田中智子がボックス外で飛び出してきた新潟LのGK高橋智子をかわし、ゴール前へクロス…フィニッシュには持ち込めない。
16分には、今度は左サイドから崩し、オーバーラップした前節・INAC神戸戦(1●3)で先制点の背番号「10」小山史乃観がボックス左から左足を一閃。フリーで放ったシュートはGK高橋の正面を突く。
対する新潟Lはなかなか攻撃の形を作れず。20分には高い位置でのプレッシングからボールを奪取し、川澄奈穂美がボックス手前から右足シュート…しかし、クロスバーの上へと外れる。
25分に新潟Lの決定機。上尾野辺めぐみが右から対角の浮き球をボックス左へ入れると、園田瑞貴が折り返し、スプリントしてきた石淵萌実が右足ボレー。ゴール正面でフリーだったが、枠へ飛ばせなかった。
0-0で折り返した後半も一進一退の攻防が続いたなか、C大阪がビッグチャンス。71分、敵陣からカウンターを発動すると、脇阪麗奈がドリブルで前進し、右側を追い越す矢形海優へラストパス…矢形がボックス右から放ったシュートはわずかにゴール右へ外れた。
C大阪は82分にもビッグチャンス。速攻から途中出場の百濃実結香がボックス左をえぐってクロスを上げると、ボールは帰陣した新潟LのDFに当たってゴール方向へ…ただ、最後は新潟Lの浦川璃子に寸前で掻き出された。
ゴールレスドロー決着かと思われた90+1分にドラマ。C大阪は後方からのロングボールに抜け出した矢形がボックス右でGK高橋との一対一に。全速力でスプリントしてきた勢いそのままに右足を振り抜き、ネットへ突き刺した。
矢形のバースデーゴールが決勝点となり、ホームのC大阪が1-0と勝利。3試合ぶり白星で2023年を締め括った。
新潟Lは勝てば暫定ながらも首位浮上という重要な一戦だったが、土壇場の失点で黒星となった。
セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-0 アルビレックス新潟レディース
【C大阪】
矢形海優(後45+1)