清水エスパルスは9日、声優のTARAKOさんの訃報にメッセージを送った。
9日、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』のまる子役の声優を務めるTARAKOさんが4日未明に亡くなっていたことが発表された。
1990年1月7日に放送を開始した『ちびまる子ちゃん』のまる子役を34年間にわたって演じてきたTARAKOさん。多くのファンが悲しみに暮れる中、『ちびまる子ちゃん』の舞台でもある静岡県清水市(現:静岡県静岡市清水区)を本拠地とするエスパルスが追悼した。
「テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』のまる子役の声優・TARAKOさんの訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます」
「一昨年、国立競技場で開催したクラブ創設30周年記念マッチでは、「ちびまる子ちゃん」と共に、そのお声で登場いただきました。清水を舞台に、長年に渡って愛されてきたTARAKOさんは、なくてはならない存在でした。これまでの多大なるご功績を讃え、謹んで哀悼の意を表します」
「エスパルスはこれからも、ちびまる子ちゃんと共に歴史を刻みます」
現役時代に清水でプレーした長谷川健太監督(現:名古屋グランパス監督)も作中に登場するなど、縁のある両クラブ。ファンからも哀しみの声が届く中、TARAKOさんの意思を受け継ぎ、クラブがこれからも共に歩んでいくことになるだろう。
【写真】ちびまる子ちゃんのキャラクターとエスパルスのマスコットが共演