★仲田歩夢の直接FK弾などで大宮VがS広島Rに完封勝利で6試合ぶり白星! 3位・東京NBはEL埼玉を退ける【WEリーグ】

©WE LEAGUE
2023-24WEリーグ第20節の2試合が11日に行われた。

熾烈な優勝争いが繰り広げられている中、首位の三菱重工浦和レッズレディースは『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)』を10日に戦い、韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズを2-1で下して見事に優勝を果たしていた。

記事全文

2023-24WEリーグ第20節の2試合が11日に行われた。

熾烈な優勝争いが繰り広げられている中、首位の三菱重工浦和レッズレディースは『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)』を10日に戦い、韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズを2-1で下して見事に優勝を果たしていた。

今節の試合は3月に既に消化しておりアルビレックス新潟レディースに2-0で勝利している状況となっている。

11日には、3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ がアウェイで6位のちふれASエルフェン埼玉と対戦した。

試合は12分、藤野あおばがボックス手前中央から右足一閃。鋭いミドルシュートがネットを揺らし、東京NBが先制する。

先制した東京NBはパスを細かく繋いで攻め込んでいきながらも、追加点が遠い。すると27分、EL埼玉は、左サイドから崩すと、ボックス手前中央で桂亜依がシュート。これがこぼれ球になると、ボックス内で反応した吉田莉胡がシュートも、GK田中桃子がしっかりとセーブする。

東京NBは、1点リードして迎えた後半もペースを握っていくが、55分には吉田のシュートが相手のオウンゴールを誘発。EL埼玉が同点に追いつく。

その後はゴールが生まれなかったが82分に藤野がドリブルで運び、ボックス右からクロス。ファーサイドで北村菜々美がダイレクトボレー。1-2で東京NBが勝利を収めた。

もう1試合は、5位のサンフレッチェ広島レジーナvs7位の大宮アルディージャVENTUSの対戦となった。

試合は互いに一進一退の攻防となる中で、ゴールが生まれない。それでも30分ん、ボックス手前で大島暖菜が仕掛けると、ボックス手前中央から井上綾香が右足を振り抜くと、ミドルシュートがゴール左に決まり、大宮Vが先制する。

対するS広島Rは44分、FKからのこぼれ球をボックス手前で小川 愛がミドルシュート。しかし、これはクロスバーに当たってしまう。

1点ビハインドのS広島Rは、後半立ち上がりから攻め込んでいく。しかし、何度か迎えた決定機はGK望月ありさが立ちはだかり、ゴールを奪えない。

すると64分、大宮Vがボックス右でFKを獲得すると、仲田歩夢がシュート。これが直接ネットを揺らし、大宮Vが追加点。仲田は今シーズンのリーグ戦初ゴールとなり、0-2で大宮Vが勝利。6試合ぶりの白星となった。


◆2023-24WEリーグ第20節
▽5/11(土)
ちふれASエルフェン埼玉 1-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
サンフレッチェ広島レジーナ 0-2 大宮アルディージャVENTUS

▽5/12(日)
マイナビ仙台レディース vs ノジマステラ神奈川相模原
ジェフユナイテッド千葉レディース vs INAC神戸レオネッサ
AC長野パルセイロ・レディース vs セレッソ大阪ヤンマーレディース

▽3/27(水)
三菱重工浦和レッズレディース 2-0 アルビレックス新潟レディース

◆順位表(第20節2日目終了時)
1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点53/+36/20試合)
2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点46/+28/19試合)
3位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点42/+28/20試合)
4位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点38/+8/20試合)
5位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点25/-2/20試合)
6位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点25/-12/20試合)
7位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点23/-7/20試合)
8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点19/-6/19試合)
9位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点18/-11/19試合)
10位:マイナビ仙台レディース(勝ち点17/-17/19試合)
11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15/-18/19試合)
12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6/-27/19試合)

【動画】仲田歩夢の左足炸裂! 難しい角度から直接FK叩き込み、今季リーグ戦初ゴール



2024年5月11日(土)22:43

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
「ちょっと悔しさは残る」決定機のシュートはポスト直撃…なでしこMF清家貴子は不完全燃焼の一戦に「得点だったりにこだわっていた」
「空間で受けて前を向くのは自分の特長」ポジション変更から追加点のMF藤野あおば、なでしこの改善点も指摘「ボールロストも多かった」
「ディスカッションはできた」内田篤人コーチとのクロスの話し合いもあった守屋都弥、見事な1アシストは「萌々子が上手く入ってきてくれた」
「国立では3万人は超えるぐらいのチームに」なでしこの日韓戦に集まったのは1万2420人、裏ではカップ戦も行われる事態に佐々木則夫監督代行「反省しなければいけない」
「8年ぶりに声も枯れた」韓国に快勝のなでしこジャパン、8年ぶり指揮の佐々木則夫監督代行は先制点のシーンに「ウッチーの攻略のお陰」
戻る
© livedoor