ブラジル代表のエースFWネイマールが韓国代表戦の2日前にチームトレーニング復帰を果たした。ブラジル『グローボ』が伝えている。
ネイマールは11月24日に行われたセルビア代表とのグループG初戦で右足首を痛め、その後の2試合を欠場。以降は屋内でのエクササイズやボールを使った簡単なトレーニングを行っている姿が確認されていたが、復帰は不透明な状況となっていた。
しかし、3日にグランド・ハマド・スタジアムで行われたトレーニングセッションでは負傷後、初めてピッチ上でチームメイトと共にトレーニングをこなした。
過密日程ということもあり、トレーニング自体の強度は高くなかったが、ネイマールは前日のカメルーン代表戦で温存されたFWヴィニシウスらと共にボールを使ったメニューをこなし、シュート練習も問題なく行っていた。また、練習風景を映したブラジルサッカー連盟(CBF)のカメラには終始笑顔の同選手が映っており、本人としても自身の状態に手応えを感じている模様だ。
韓国戦でチッチ監督がエースの起用に踏み切るかは現時点で不明だが、少なくともプレー可能な状態には仕上がりつつあるようだ。
なお、その他の負傷者ではカメルーン戦で負傷交代したDFアレックス・テレスとFWガブリエウ・ジェズスの今大会の離脱が決定したが、ネイマール同様に練習に参加したDFダニーロとDFアレックス・サンドロに関しては復帰が可能と見られている。
【動画】セレソンのエースが待望のチーム練習復帰