新たな歓喜のスタイルとなるかもしれない。フランスサポーターの行動が注目を集めている。
10日、カタール・ワールドカップ(W杯)は準々決勝のイングランド代表vsフランス代表が行われ、オーレリアン・チュアメニ、オリヴィエ・ジルーのゴールで2-1とフランスが勝利を収めた。
『ESPN』は試合中にバゲットを掲げる不思議なフランスのサポーターに注目。終了後には歓喜の一口を見せている。
「このフランスのファンは、イングランドに勝った後、バゲットを丸ごと食べ始めました」
ただ、このサポーターはフランス人ではなく、バーレーンのYoutuberであるオマール・ファルーク氏とのこと。ファルーク氏はこれまでにも様々な国のサポーターに扮し、会場に姿を現している。
フランスの生活に欠かせないバゲットは、モロッコで開催されていた第17回国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産保護条約政府間委員会で、11月30日に無形文化遺産に登録されることが決定したばかり。その際には、フランスの派遣団が会場でバゲットを掲げ、喜びをあらわにしていたこともあり、模倣したと考えられる。
【写真】勝利後にバゲットを丸かじりするフランスサポーター
【写真】無形文化遺産登録を祝し、バゲットを掲げるフランス派遣団