いよいよ3位決定戦と決勝を残すのみのカタール・ワールドカップ(W杯)。18日のファイナルでは1986年大会以来の制覇を狙うアルゼンチン代表と連覇に王手のフランス代表が激突する。
両者は前回ロシア大会のラウンド16でも対決。壮絶な撃ち合いの末に4-3とフランスが勝利していたのだが、この試合で躍動したのが当時19歳だったフランス代表FWキリアン・ムバッペだ。
若き10番は、13分に自陣でボールを奪うとそこから一気に加速。マークに付いたDFや寄せてきた追手をものともせずにボックス内まで運ぶと、倒されてPKを獲得し、先制点をお膳立てしたのだ。
その後は両チームにスーパーゴールが生まれる展開となり、2-2で試合は終盤へ。そして64分、68分と立て続けにムバッペがゴールを奪い、1点は返されたものの、4-3でフランスが勝利していた。
4年越しの再戦を前に、国際サッカー連盟(FIFA)のW杯公式SNSは「ムバッペが特別だと世界が知った日 アルゼンチンファンは忘れない」とロシアW杯のアルゼンチン戦でムバッペが見せたスピードを改めて動画でアップしている。
果たしてカタール大会でもムバッペのスピードがアルゼンチンディフェンスを切り裂くのか。それともアルゼンチンが4年前のリベンジを果たすのだろうか。
【動画】ロシアW杯で世界を驚かせたムバッペの圧倒的スピード