★まさに救世主! 途中出場ハットで劇的勝利貢献のアルカセル、「僕の勝利でなくチームの勝利」
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▽ドルトムントは6日、ブンデスリーガ第7節でアウグスブルクをホームに迎え、4-3で競り勝った。同試合で途中出場からハットトリックを記録したスペイン代表FWパコ・アルカセルが劇的一戦を振り返っている。
▽ドルトムントは6日、ブンデスリーガ第7節でアウグスブルクをホームに迎え、4-3で競り勝った。同試合で途中出場からハットトリックを記録したスペイン代表FWパコ・アルカセルが劇的一戦を振り返っている。
▽ホームで前半に先制を許したドルトムントは60分にFWマクシミリアン・フィリップを下げて切り札のアルカセルを投入。すると、投入直後にいきなり同点ゴールを記録したスペイン代表FWは80分にもFKのクイックリスタートから同点ゴールを奪取。
▽その後、3-3のスコアで迎えた後半アディショナルタイムにはボックス手前右で得たFKの場面でアルカセルが右足を振り抜くと、壁の間を抜いたボールがゴール右隅に突き刺さり、ラストプレーで劇的決勝点となる自身3点目のゴールを決め、4-3の勝利に大きく貢献した。
▽同試合後、インタビューに答えた殊勲のアルカセルは喜びを露わにしている。フランス『レキップ』が伝えている。
「チームを助けられたことを本当に嬉しく思う。僕は以前からチームメートを助けるためにフィールドに立っていると話してきた。今日は3ゴールを挙げることができたけど、それは僕の勝利じゃない。チーム全体の勝利なんだ」
「もちろん、大きな喜びの瞬間だけど、それは3点を奪えたからじゃないんだ。チーム全体で喜びを分かち合えたからなんだ。僕にとって最も重要なことは自分のゴールではなく、チーム全体の喜びなんだ」
▽なお、今夏バルセロナからレンタルで加入したアルカセルは、リーグ戦通算81分の出場時間で6ゴールを挙げる圧巻の決定力を誇る。また、途中出場からのハットトリックは2016年9月にレバークーゼンFWヨエル・ポヒャンパロが記録して以来となった。
2018年10月7日(日)14:20