★【試合前日会見】森保監督がミャンマーを警戒「組織にあったプレーができる手強いチーム」《ワールドカップ・アジア2次予選》

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日本代表(FIFAランキング33位)が9日、翌10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦(同135位)に先駆け、公式会見を行った。

5日に行われたキリンチャレンジカップ2019のパラグアイ代表戦で2-0の完勝を収めた森保ジャパン。

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日本代表(FIFAランキング33位)が9日、翌10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦(同135位)に先駆け、公式会見を行った。

5日に行われたキリンチャレンジカップ2019のパラグアイ代表戦で2-0の完勝を収めた森保ジャパン。ミャンマー戦の前日会見に出席した森保監督は、MF久保建英(マジョルカ/スペイン)の起用を示唆した。また、日本と異なる環境についても言及している。

◆森保一監督(日本代表)

──森保一監督は選手時代にワールドカップ(W杯)の出場を逃しているが、監督として臨む心境は
「選手時代もW杯予選を戦わせて頂きましたが、夢に向かって戦いが始まるんだということで、一戦一戦、試合に臨んでいくことはあります。監督としてカタールW杯に向けてアジア予選をやりますが、これまでも一戦一戦代表として活動してきた日々の積み上げがあって、明日の試合に臨むことになると思います」

「夢の大舞台で大きな目標となる大会を見据えて、勝利を目指して一試合ずつ戦うこと。そして選手個人とチームが成長して強くなるということを積み上げていきたいです。選手にはプレッシャーの懸かる予選ではあると思いますけど、思い切って試合をしてもらえればと思います」

──ミャンマーについて知っていることは
「育成年代でW杯に参戦したり、今のアジアの中でも力を付けているチームだと思います。監督も外国人を招へいして、組織にあったプレーができる手強いチームだと思っています」

──ミャンマー戦のスタメンについて、久保の起用はあるか
「今回の招集メンバーの中で、キリンチャレンジカップを戦いました。その中で、コンディションの良い選手を明日のスタメンに起用していきたいと思っています。今日の練習を見て、久保の起用を含めて考えていきたいと思います」

──日本とは環境や気候が異なるが、それに適した戦術を準備しているのか
「我々はやろうとしていることは変わりありません。ですが、理想と現実は使い分けていかないと思っています。練習でも体験しましたけど、スコールが降ってきてグラウンド状態が悪い中、どういった判断していくかというのは、現実的な良い判断をして相手を上回っていけるようにしていきたいです」

「想定外のことが起こることもしっかりと考えていかないといけないと思います。選手たちにはその現実の中で柔軟に、臨機応変に適応していってもらいたいです。現実は変えられないので、自分たちの力を発揮できるようにすべての環境を受け止めてプレーしてほしいと思います」

──前回の予選では初戦のシンガポール相手に引き分けたが、どのように試合に入りたいか
「我々にとって、起きてほしくない結果があることもサッカーだと思います。シンガポール戦に引き分けたということで、以前の経験を生かして、より隙の無い戦いを選手たちがイメージしてくれていると思っています」

──多くのミャンマーの人が日本代表が5-0以上のスコアで勝つと予想しているが
「日本対ミャンマーについて予想されるのは嬉しいです。ただ、我々にとって理想的な試合結果になればもちろん良いと思います。ミャンマーは力のあるチームだと思いますし、アウェイで戦う難しさもあると思うので、厳しい試合になるということを覚悟しながら、全力を尽くしていきたいです」

2019年9月9日(月)21:45

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