★「思い切ってプレー」 4連勝期す森保一監督、豪州敵将ポポヴィッチも語る 「私を“キャプテン”と呼ぶと同時に“ポイチ”とも」

日本代表は15日に埼玉スタジアム2002で行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦する。

スポルティングCPのMF守田英正とともに前日会見に出席した森保一監督は「サウジアラビア戦から長距離移動等々があったが、選手も、チームもいい準備をしてきている」と前置きし、こう意気込む。

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日本代表は15日に埼玉スタジアム2002で行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦する。

スポルティングCPのMF守田英正とともに前日会見に出席した森保一監督は「サウジアラビア戦から長距離移動等々があったが、選手も、チームもいい準備をしてきている」と前置きし、こう意気込む。

「選手たちには明日の試合に自信を持って、ホームで勝利を目指して全力で戦ってほしい。これまでの最終予選で3連勝できているが、この3連勝は明日の勝利を約束するものではない。気を引き締めて、準備したものを明日の試合で思い切ってプレーしてほしい」

森保監督がそう言うように、この最終予選では順調そのもので、目下3連勝中で首位。そうして迎えるのが勝ち点5差で2位のオーストラリアだが、率いるのはサンフレッチェ広島で現役時代をともにしたトニー・ポポヴィッチ監督であり、現在の関係性を明かした。

「ポポとは非常にいい友達関係を今も続けている。ときどき、連絡も取り合う。サンフレッチェ時代にプレーヤーとしてともに戦ったチームメイトで、彼が私を“キャプテン”と呼んでいると話すが、同時に“ポイチ”とも呼んでいる」

また、広島の監督を退任してから、ポポヴィッチ監督が当時率いたウェスタン・シドニーで研修した過去も明らかにし、「監督をした後のリフレッシュと、これからまた監督業を続ける刺激をたくさんもらった」と振り返った。

そんな友人が率いるオーストラリアは初陣を戦ったばかりとあって、分析材料が限られ、森保監督も「分析できる試合が1試合しかないが、その1試合でできるだけ何をやろうとしているのかを分析して、我々の対策に繋げていきたい」と話す。

中国戦のオーストラリアを見る限り、3バックでのミラーゲームも予想できるが、「ポポヴィッチ監督は4バックも3バックも使える監督」とし、「いろんなことを考えてやってくると思う。我々も1試合の情報だけにとらわれず、ほかのことも起こりうると準備したい」と展望した。

そして、「何よりもポポヴィッチ監督は戦う魂というか…本当に激しく、厳しく、個々で、チームで、ハードワークするというところを選手たちに植えつけられると思う。まず、その明日の戦いは局面ごとの戦いから、そしてチームとしても戦っていけるように、メンタルの準備をしっかりとしなければいけない」と続けた。

2024年10月14日(月)17:06

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