★【試合前日会見】森保監督、大迫不在も「アイデアを複数持って、相手が嫌がる攻撃を」《カタールW杯アジア2次予選》
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日本代表が9日、翌10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル代表戦に先駆け、公式会見を行った。
初戦のミャンマー代表戦を2-0で勝利し、白星発進に成功した日本。
日本代表が9日、翌10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル代表戦に先駆け、公式会見を行った。
初戦のミャンマー代表戦を2-0で勝利し、白星発進に成功した日本。10月は2試合の2次予選が組まれており、10日に埼玉スタジアム2002でモンゴル代表と対戦後、続く15日にタジキスタン代表とのアウェイゲームに挑む。その今シリーズの初戦であるモンゴル戦の記者会見に出席した森保監督は、モンゴルのストロングポイントや、FW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)が負傷の影響で不在となる攻撃のオプションについて言及した。
◆森保一監督(日本代表)
「明日のモンゴル戦、タジキスタン戦と今回のワールドカップ2次予選の2連戦がありますが、これまで通りまずは一戦一戦に準備をして、勝ち点3を取れるように、叩きたいと思います。そして、我々を応援してくださる皆さん、チームを応援してくださる方々が、喜んでいただけるような内容と結果をお届けしたいです。日本代表を応援してくださる方々が、試合が終わって笑顔になっていただけるように戦いたいと思います」
──大迫が不在となる中での攻撃のイメージは
「明日の試合を想定したときに、ミャンマー戦と同様に相手が守備を固めてきて、カウンター攻撃を狙って来ることは、1つ想定されるところだと思います。我々は、相手がやろうとしていることを上回っていけるようにしないといけないと思っています。そして、攻撃でいろいろなバリエーションを使って相手の堅い守備を崩していこうと思います。選手たちにはアイデアを複数持って、相手が嫌がる攻撃をしていくこと、そのうえで、賢く勝つためにハードにプレーして貰いたいと思っています」
「そして、相手がカウンターを狙ってくるところで、ボールを失った瞬間から切り替えを早く守備をすること。そして、相手が素早く攻撃をしてくるところでは、バランスを見つつ、カウンターを受けないようにリスク管理をしなければいけないと思っています。選手の起用ですが、時間は限られていますけど、今日のトレーニングでいくつか確認して、明日の試合に臨んで貰いたいと思います」
──欧州組の体調面で起用に関わるか
「今のところはメディカルからの報告で特別コンディションが悪いという選手はいません。先ほどのメンバーを決めることと同じで、これからトレーニングをした上で、選手たちの動きをチェックして、明日の試合に臨んでいきたいと思います」
「準備期間が短いというのは我々スタッフもわかっています。選手もそこは移動の前からコンディションを調整してくれていると思いますので、今できるベストなことをしっかり準備していきたいです」
──モンゴルのストロングポイントはどこだと思うか
「フィジカルの強さかなと思います。このアジア予選で、すでにミャンマー戦を終えましたけど、戦い方としては同じ形ということが想定されると思います。モンゴルはよりフィジカル的でよりタフで、激しく、厳しく戦ってくるというに認識しています」
──大迫不在で、どのようなバリエーションを試したいか
「これまで戦ってきたベースというのもありますが、選手が変わることで、システムは同じでも連携や連動が違ったり、立ち位置が違ったりということがあると思ういます。ベースの部分は今日のトレーニングでも確認しながら、試すところは試していければと思います」
──モンゴル戦とタジキスタン戦でメンバーの入れ替えはあるのか、
「答えとしては、どうするかというのは決めていません。選手の起用法に関しては、いろいろな選択肢を考えながらこの2戦を戦っていければと思います。ただし、まずは目の前の一戦を勝ち点3を掴み取るということをしっかりと準備して、この一戦が終わってから次のタジキスタン戦に向けて、チームの状態、選手の状態を見て、考えていきたいと思います」
2019年10月9日(水)19:15