★「3年後も通過点」日本代表歴代2位タイの122キャップ目前の長友佑都、1位の152キャップ超に意欲《カタールW杯アジア2次予選》

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日本代表は11日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のキルギス代表戦に向け、アウェイのキルギスでトレーニングを行った。

トレーニング後、DF長友佑都(ガラタサライ)が報道陣の取材に応対。

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日本代表は11日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のキルギス代表戦に向け、アウェイのキルギスでトレーニングを行った。

トレーニング後、DF長友佑都(ガラタサライ)が報道陣の取材に応対。キルギス戦では、日本代表歴代2位タイの出場記録が懸かるが「アジアの壁の井原さんに並べるなんて、光栄なことはないですね」とコメントした。

長友は、明治大学在学中にFC東京とプロ契約。2007年からFC東京でデビューを果たすと、同年5月には岡田武史監督によって日本代表に初招集。2007年5月24日に行われたキリンカップのコートジボワール代表戦で、日本代表デビューを飾った。

高校時代は福岡県の強豪校である東福岡高校でプレーも、全国的には知名度が低く、大学でもケガなどもあり当初はメンバー外に。そこから、日本代表の主力に上り詰めた長友は過去を振り返り「過去の高校の時とか、学生の時の自分からしたら信じられないです。その当時からしたら考えられないですけど、積み重ねてきたものは自分自身、自信を持っているので」と、ここまでの努力で積み上げてきたものへの自信を見せた。

また、「自分の力だけじゃなく、チームメイトや今まで選んでくださった監督さんもそうですし、支えてくれる人のおかげでここまで来ています」とコメント。恩師やチームメイトへの感謝も忘れないところは、長友らしいところだ。

キルギス戦に出場すれば、日本代表で122試合に出場することに。かつては日本代表でキャプテンを務め、“アジアの壁”とも呼ばれ、1998年のフランス・ワールドカップにも出場しているDF井原正巳(柏レイソル・ヘッドコーチ)に並ぶこととなる。

貴重な記録になることについては「アジアの壁の井原さん(井原正巳/柏レイソルコーチ)に並べるなんて、光栄なことはないですね」と、大先輩の記録に並ぶことを謙遜していた。

100試合以上の代表キャップを積んできた長友だが、100試合を超えてから「心境の変化はないですね。あるといえば、より向上心というか、野心が芽生えて来たなと」とコメント。また、歴代1位の記録を持つMF遠藤保仁(ガンバ大阪)の記録を持ち出し、「152試合のヤットさん(遠藤保仁)が1位で君臨されているので、そこを本気で目指していきたいです。その野心がより一層大きくなりました」とかたり、残り30試合への出場へも意欲を見せた。

強靭なフィジカルを誇る長友だが、簡単な道のりではない。「年間日本代表の試合を10試合こなしてやっとという感じですよね」と、リアルな数字を機にする。それでも、「ケガなく3年間ですね。ただ、僕の中では3年後も通過点だと思ってやろうと思っていて、それがモチベーションになっています」と、高い意識を見せるとともに、「それ以上に体が動くのであれば、フィジカルコンディション、あとモチベーションがある以上は挑戦したいなと思っています」とさらなる飛躍へと意気込みを見せた。

2019年11月11日(月)22:15

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