サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回はノッティンガム・フォレストの元イングランド代表DFマイケル・ドーソンがトッテナムで決めたゴールだ。
◆ドーソンがチェルシー戦で決めた技ありヘディング弾
ノッティンガムでキャリアをスタートさせたドーソンは、2005年1月にトッテナムに加入。守備の要としてプレーし、キャプテンとして最終ラインからチームをまとめる活躍を見せた。
189cmoの長身とパワフルな体格を持ったドーソンだが、2006年11月5日に行われたプレミアリーグ第11節のチェルシー戦では、見事なゴールでチームの勝利に貢献している。
0-1とトッテナムビハインドで迎えた25分、相手陣内左サイドでトッテナムがFKを得る。キッカーのMFジャーメイン・ジーナスが右足で鋭いインスイングのボールをボックス内に入れる。ボックス内やや左にいたドーソンがこのクロスに頭で合わせると、勢いを殺さずに軌道を変えたヘディングシュートがゴール右下に決まり、同点弾となった。
トッテナムはその後逆転に成功。同じロンドンを本拠地とするチェルシーとのダービーマッチに2-1で勝利している。