★元イングランド代表DFドーソンが37歳で現役引退…古巣スパーズのアンバサダーに就任
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元イングランド代表DFマイケル・ドーソン(37)が現役を引退した。6日、かつてドーソンが在籍したトッテナムが現役引退およびクラブアンバサダー就任を発表した。
元イングランド代表DFマイケル・ドーソン(37)が現役を引退した。6日、かつてドーソンが在籍したトッテナムが現役引退およびクラブアンバサダー就任を発表した。
今後はメディアでの活動を続けるほか、盟友レドリー・キング氏やギャリー・マバット氏、オジー・アルディレス氏らのいるトッテナムのアンバサダーチームの新たな一員としてクラブの様々な広報活動やチャリティー活動に参加することになる。
先日にキング氏と共にトッテナム・ホットスパースタジアムを訪れていたドーソンは、古巣での新たな役割について言及している。
「スパーズは僕にとって常にホームなんだ。自分のキャリアの中で最も思い出深い瞬間をここで過ごしたし、クラブやファンの皆さんとの特別なつながりが残っている」
「この新しいスタジアムは、訪れるたびに僕を驚かせてくれるし、クラブの方向性をよく表していると思う」
「プレーしているときの感覚に代わるものは決してないけど、スパーズに戻って自分のキャリアの新しい章を始め、この新しい時代の一部になれることをとても楽しみにしているよ」
「クラブに加入して彼のプレーを見たときからレドリーを尊敬していたから、彼やスパーズのレジェンドであるギャリーやオジーと並んでアンバサダーに任命されたことは非常に光栄なことだ」
「これから数カ月間で新しい仕事を始めて、できるだけ多くのファンと会えることを楽しみにしているよ」
ノッティンガム・フォレストのアカデミー出身のドーソンは、2001-02シーズンにトップチームデビュー。その後、2005年1月にトッテナムに完全移籍で加入。スパーズでは公式戦324試合に出場するなど、長らくセンターバックの主力として活躍。 2007–08シーズンにEFLカップ優勝を経験したほか、2012-13シーズン、2013-14シーズンにはチームキャプテンを務めた。
その後、2015年にハル・シティに完全移籍し主力として活躍した後、2018年からは古巣ノッティンガム・フォレストで3シーズンに渡ってプレーした。
クラブキャリアを通じてはプレミアリーグ286試合を含め公式戦577試合に出場し、27ゴールの記録を残している。
また、2010年8月のハンガリー代表戦でデビューを飾ったイングランド代表では通算4試合に出場している。
なお、ドーソンのアンバサダーとしての初仕事は、8日にホームで行われるアーセナルとのプレシーズンマッチとなる。
2021年8月6日(金)21:07