★実力差は「確固たるもの」、日本に大敗したミャンマー指揮官「予測できる通常の結果」

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ミャンマー代表のアントワーヌ・ジョン・パウル・ヘイ監督が、日本代表戦後の記者会見に臨んだ。

28日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本代表と対戦。

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ミャンマー代表のアントワーヌ・ジョン・パウル・ヘイ監督が、日本代表戦後の記者会見に臨んだ。

28日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本代表と対戦。両国の実力差は結果にも大きく表れ、10-0で日本が大勝を収めることとなった。

この結果、日本は首位通過が決定。一方で、ミャンマーはグループ4位となっており、大量失点により得失点差で大きく遅れをとることとなった。

アジアカップの予選も兼ねている今大会。W杯出場はできなくとも、アジアカップ出場がかかっているミャンマーとしては、停滞大敗となった。

試合後、ヘイ監督は結果を受け「第一の目的はアジアカップの予選を突破するということ。そのためにはトップ4に入らなければいけないので、あと数ポイント足りない」と振り返りった。

残り2試合はタジキスタン代表とキルギス代表との試合が残っているが「再度集中し直して、アジアカップの予選で上位に行けるようにしたい。そのために、再度強化して、キルギス戦、タジキスタン戦に向けて準備しなければいけないと思う」とコメント。6月の2試合へ意気込みを語った。

様々な事情によりベストメンバーで臨むことができていないミャンマー。しかし、ヘイ監督はメンバー構成が問題ではないとコメント。日本との明らかな実力差があるとし、予想通りの結果であると語った。

「日本とミャンマーの実力差は目撃された通り確固たるものであり、今日のチームのどの選手がいてどの選手がいなかったかということは、全く関係ないことだ」

「我々はそういう内容になるだろうと予測できた。そして、7カ月試合をしていない中、短い練習期間でベストを尽くし、考え得るベストイレブンをスターティングメンバーとして揃えて試合に臨んだ」

「当たり前の結果、予測できる通常の結果であり、特段コメントすることはない。今日のミャンマー代表にどの選手がいていなかったかは結果には関係ない」

また、試合前に多くのミャンマー人がフクダ電子アリーナの周りに集まっていたが「どういう理由でスタジアムの周りに集まっていたのかは知らない」とコメント。「代表チームをサポートするつもりで集まっていたのか、政治的な反対の意味で集まっていたのかはわからない」とし、「我々は自分たちの仕事として、選手として、サッカーに集中するという立場だ。政治的な立場は取らない。良いサッカーをすることに集中した」と、気に留めていなかったことを強調した。

2021年5月29日(土)0:05

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