★日本のレベルアップを実感する長友佑都「ここ数年と比べても強いチーム」

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日本代表のDF長友佑都(マルセイユ)が、15日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選最終節のキルギス代表戦前のオンラインのメディア対応に臨んだ。

5月28日のカタールW杯アジア2次予選のミャンマー代表戦からスタートした今回のシリーズ。

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日本代表のDF長友佑都(マルセイユ)が、15日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選最終節のキルギス代表戦前のオンラインのメディア対応に臨んだ。

5月28日のカタールW杯アジア2次予選のミャンマー代表戦からスタートした今回のシリーズ。日本はミャンマー戦での勝利で最終予選進出を決めていた。

6月にはU-24日本代表戦(3日)、タジキスタン代表戦(7日)、セルビア代表戦(11日)と行われた中、ミャンマー戦から4連勝を収め、最後のキルギス戦を前に長友がコメント。過去の日本代表と今のチームとの比較などについて語った。

若手の積極的なコミュニケーションに長友は「どんどん吸収しようと、成長しようと貪欲な意思が伝わってきて僕自身もすごく嬉しいですね」と語りつつ、ピッチの上では「もっとギラギラしても、自分の意見をぶつけてもいい」とより一層の主張を促した。

ただ、エゴを押し出すか協調性を重んじるかの比較に関しては「チームの時期と状況にもよる」とケースバイケースだとの見解を示唆。また、あえて言葉にはせずとも、兄貴分ならではの肌感覚で「内に秘めているものはすごく感じる」と、仲間が抱く想いは理解できているとの言葉も残した。

「南野も(鎌田)大地も(伊東)純也も、中に秘めているもの、燃えたぎるものはすごく感じるんですよね。表現はしないかもしれないですけど、中には秘めているとすごく感じてるんで。なのでまったく心配していないですし、彼らもエゴを出すだけじゃなく、チームのために走って貢献している、そういうチーム状態だと思うんで、非常にいい状態、いい雰囲気で強いチームになってきているなと思います」

そして、チームとしての完成度に関しては過去に比べて「ベースはかなり上がっていると思う」と非常にポジティブな印象の様子。これまでの代表と同等かそれ以上の競争が生まれており、長友自身も競争は歓迎だとしている。さらにチームとしてのメンタルの部分も、大きく変化していると感じているようだ。

「僕も10年以上(日本代表に)いさせてもらってますけど、近年まれにみるほどの競争があるんじゃないですかね。特に中盤とか前は非常にレベルの高い選手たちがいますし、みんな調子がいいですからね。なので、僕自身も気を引き締めなくちゃいけないし、危機感ももちろんあるし、そこには打ち勝っていかなきゃいけないなと思います」

「ベースとしては確実にレベルアップしていると感じます。もちろん強い相手とやっていないのでなかなか比べられないというか、見えない部分というはあるんですけど、チームのみんなの意識、今何をしなければいけないのかという意識、インテンシティとか取られた後にボールを取り返す意識だったりとかは、相当なレベルで僕は上がっている、浸透していると思っています」

「それは格下の相手とやったとしても、セルビアのような強い相手とやったとしても、ベースとしてまったく変わらずやれているので、ここ数年と比べても僕自身はいいチーム、強いチームだなと思います」

「今はどんな相手でも勝つことは絶対条件で、プラスアルファ90分の中で何ができるのか、何を示せるのかっていうのが、意識としてチーム全体に浸透しているし、意思統一できているので、メンタリティの部分では大きく変わっているなと感じてますね」

2021年6月14日(月)16:10

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