★「緊張感を楽しんで」初のW杯最終予選にも動じないMF伊東純也、オマーン戦について「初戦はやっぱり大事」

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ヘンクの日本代表MF伊東純也が、メディアのオンライン取材で、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選について語った。

9月からスタートするカタールW杯アジア最終予選。

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ヘンクの日本代表MF伊東純也が、メディアのオンライン取材で、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選について語った。

9月からスタートするカタールW杯アジア最終予選。日本代表は、30日から集合しトレーニングキャンプをスタートさせた。

初戦はホームで9月2日に行われるオマーン代表との一戦。2018年のロシアW杯アジア最終予選では、UAE代表相手に初戦で敗戦。初戦で敗れたチームがW杯に行けないという悪いジンクスもある中、その後は勝利してなんとか本大会に出場。ベスト16の成績を残していた。

31日の取材に応じた伊東。今シーズンはここまで公式戦8試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。

14日に行われたジュピラー・プロ・リーグのOHルーヴェン戦では今季初ゴールを記録していたが、自身のコンディションについては「ベルギーに帰ってすぐに試合があって、コンディションが上がるのに時間がかかりましたが、1カ月ぐらいたって体も馴染んだ感じがします」とコメント。徐々にコンディションが上がっていることを感じているようだ。

昨シーズンからカットインして中に入ってのプレーが増えている伊東。今季初ゴールもワンツーで中へ切れ込んでのゴールとなったが「この前のプレーはシンプルに見えている選手にパスをつけて走って行ったら良い落としが連続できたので、最後はゴールに流し込むだけでした」とコメント。味方との信頼関係についても「去年やっていたメンバーと変わっていなかったので、上手く連携も取れていましたし、自分の欲しいタイミングで落としてもらえたので、良かったかなと思います」と語り、コンビネーションも悪くないと感じているようだ。

伊東はこれまで日本代表として22試合に出場し5ゴール6アシストを記録。しかし、W杯の最終予選は初めて戦うこととなる。

印象については「初戦は難しい試合がやっぱりどの大会でも多いと思いますし、まずは自分たちの力を出すのが大事だなと思います」とコメント。「個人としてはしっかりいつも通りのプレーをしてチャンスを掴んでいきたいです」と語り、気負い過ぎずにパフォーマンスを出したいと語った。

また「見ているのとやるのは全然違うと思いますが、みんなが最終予選からは別のものになると言っていますし、個人としてはやることは変わらないですが、しっかりやっていきたいと思います」とし、感じたことがないものになるだろうと語った。

初戦の相手はオマーン。2019年のアジアカップでも第2戦で対戦しており、伊東も終盤に途中出場を果たした相手だ。印象については「個人的にはまだあまりわからないですが、アジアカップで1回やりましたが、少ししか出ていないんですが良いチームという印象はあります」とコメント。日本は負けたことはない相手だが「結果を見ればそうですが、僅差の試合も多いので、難しい試合になると思います」と気を引き締めた。

初戦の大切さについても「初戦はやっぱり大事だと思いますし、勢いをつけるのも大事だと思うので、しっかり勝つことが大事だと思います」とコメント。普段から緊張はあまりしないという伊東だが「プレッシャーはあまり感じるタイプではないので、そこは大丈夫だと思います。緊張感を楽しんで、自分の持ち味を出して結果を出したいと思います」と語った。

日本代表の2列目の陣容は、ここ最近はトップ下にMF鎌田大地(フランクフルト)が入り、左にMF南野拓実(リバプール)、右に伊東という並びが多い。そんな中、東京オリンピック世代の主軸であるMf久保建英(マジョルカ)とMF堂安律(PSV)がメンバーに入っており、新たな組み合わせの可能性も考えられる。

その辺りのコンビについては「タケと一緒に試合に出たことはあまりないですね。オリンピックの試合も練習と重なってあまり見られていないですが、タケとか律が良いコンビネーションをしていたのは見ました」とコメント。「ポジションが被るというのもありますし、あまり一緒にプレーする機会は多くないですね」と、これまでプレーしたことはあまりないとコメントした。

2021年8月31日(火)18:22

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