★最終予選初戦で黒星発進となった日本代表、唯一の決定機を迎えた伊東純也は「誰かが裏を狙わなきゃいけない」
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日本代表MF伊東純也がオマーン代表戦を振り返り、パフォーマンスを改善しなければならないと述べた。
日本代表は2日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦でオマーンと市立吹田サッカースタジアムで対戦。
日本代表MF伊東純也がオマーン代表戦を振り返り、パフォーマンスを改善しなければならないと述べた。
日本代表は2日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦でオマーンと市立吹田サッカースタジアムで対戦。相手のカウンターに苦しみ、最後まで主導権を握れずにいると、終盤に失点を喫して0-1で敗れた。
この試合で2列目の右で先発出場した伊東は、試合内容は総じて良くなかったとコメント。自分たちのミスでボールを握れず、意図したサイド攻撃もできなかったと述べた。
「全体的に良くなかったと思います。ミスも多かったですし、自分たちのペースでボールを握りながら効果的な攻撃ができなかった」
「サイドバックがフリーだったんですけど、もう少しサイドバックが高い位置でシンプルに絞ってクロスでも良かったと思いますし、前半にそれを話してたんですけど、後半も高い位置を取ろうって言ったんですけど、あまりうまくいかなかったです」
その中で唯一ともいえる28分の決定機については、背後を狙う意識が実ったものだと語った。
「誰かが裏を狙わなきゃいけないって思っていて、常に自分が背後を狙う動きっていうのは意識していて、(吉田)麻也くんからいいボールがきてトラップもうまくいって、ディフェンス2枚の間でうまく受けてシュートも打てて入ったと思ったんですけど、キーパーの正面だったので残念でした」
「引いた相手の裏を狙うのは難しいですけど、一番相手の脅威になるのは背後のスペースだと思うので、そういうところにランニングして(パスを)出してもらうっていう意識は合わせていけたらいいなと思います」
ロッカールームでは森保一監督から切り替えていこうと伝えられたと話した伊東。相手よりも、まずは自分たちに焦点を当てるべきだと感じていたようだ。
「切り替えて、すぐ試合があるので切り替えてやろうと(言われました)。(次戦以降に向けては)まずは全員がミスを減らすことが大事だと思いますし、攻撃のクオリティを上げていかなきゃいけないなと思います」
「(初めての最終予選でも)個人としてはいつもと同じで、気持ちは入ってましたけど、全体的に良くなかったので(結果的には)雰囲気は違っていたのかなと」
「オマーンのコンディションの良さは感じましたけど、自分たちがもっとできたと思いますし、奪われた後のリアクションとか攻撃の精度とかは自分たちのミスだったと思うので改善しなければいけないなと思います」
2021年9月2日(木)22:45