★「スーパースターで来ているわけではない」急遽招集のFWオナイウ阿道、初の最終予選に意気込み「自分らしさを出せたら」

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7日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦の中国代表戦を控えている日本代表。負けられない一戦に臨む気持ちは強い。

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7日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦の中国代表戦を控えている日本代表。負けられない一戦に臨む気持ちは強い。

この試合を前に、MF南野拓実(リバプール)が戦線離脱。急遽追加招集されたのがトゥールーズでプレーするFWオナイウ阿道だ。

日本代表としては6月に行われたカタールW杯アジア2次予選のキルギス代表戦で先発出場。すると、ハットトリックを達成し、5-1の勝利に貢献していた。

6日のオンライン取材に応じたオナイウは、急遽招集を受けたことについて「そんなに気負いはせず、僕が変な言い方するとスーパースターで来ているわけではないです」とコメント。「僕自身はチームで試合に出て、しっかり良い準備が出て、いつでも来れる準備はできていました」と語り、重く考えすぎずにいつも通りのやり方で臨むとした。

また「僕1人でどうにかできることではないですし、絶対に勝たせられるわけでもないので、チームとして中国戦に絶対勝つということに貢献できるという思いで来ました」とし、1人の力ではなく、チームとして勝つために貢献したいと語った。

今回は南野が普段つけている背番号「10」を着用することとなるオナイウ。「特別な番号だとも思いますし、それをどういう形にせよ、背番号をつけて試合に臨めるのはとても光栄です」とコメント。「気負いはする必要はないですし、今までやってきたことが結果やチームの勝利につながるので、そのスタンスは変わらず、自分らしさを出せたらと思います」と語り、平常心で臨みたいと語った。

リーグ・ドゥでは加入後からコンスタントに試合に出場。現在は2試合連続ゴール中と調子を上げている。フランスでのプレーについては「最初の試合だったり、数試合はなかなか難しいシーンもありましたが、徐々に自分の特徴や良いところ、得点も取れるようになってきました」とコメント。「チームとしてもずっと負けずに勝てているので、個人として良い方向に向いています。英語はまだまだでもっとやらないといけませんが、コミュニケーションも英語とフランス語を交えて積極的に取る意識でいます。言葉の問題はありますが、上手く気にしないで自分らしさを出せればと思います」と語り、馴染みつつあることを強調した。

その状況も踏まえ、初戦のオマーン代表戦で敗れたこともあり、ゴールがやはり期待されるオナイウ。「前回の試合も見ていましたけど、ゴール前に行くシーンはなかなかなかったと思いますし、ボールをうまく前線の選手を使ってサポートして人数をかけて攻めるシーンを増やせればと思います」と攻撃面で改善したいポイントはあるよう。

また、出場となれば今回が初めてのW杯最終予選。代表キャップも2しかない中での試合となるが、「僕自身は最終予選に挑むことは初めてなので、今まで戦ってきた選手よりも新鮮な気持ちで戦えると思います」とし、「あまり最終予選だという意識はしていないです」と、気負うことはないとのこと。「試合に使ってもらった時に結果を出せるように、常に準備して、その意識を頭に持ちながらやることが、日本のためにも個人の成長にもつながると思います」と、しっかりと勝つことを考えて準備したいと語った。

試合に出た際のプレーイメージについては「前回の2次予選の試合でもそうですが、CFで出た時はゴール前が特徴だと思うので、ボックス内で得点に絡む、ゴールを決めることが特徴だと思いますし、そこは意識したいです」とコメント。「ビルドアップのところでディフェンスラインとミッドフィルダーで繋げれば攻撃の起点になれると思います」と攻撃面で力になりたいとした。

また、オマーン戦でも課題となったサイドからの攻撃については「サイドの選手はクオリティの高い選手がいて、クロスも良いボールが上がると思うので、点を取れるポジションを取る必要がありますし、スペースを空けるために自分が囮になる動きもできればと思います」と語り、「守備でも求められると思うので、勝つために全力でやりたいなと思います」と、サイドからのボールを生かす動きを見せたいと語った。

2021年9月6日(月)18:58

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