日本代表のMF堂安律が、オーストラリア代表戦で勝利したチームへエールを送った。
日本は12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4戦でオーストラリアと対戦した。
最終予選3連勝で首位に立ち、2次予選から11連勝中のオーストラリアをホームに迎えた日本。ここまでの3試合で1勝2敗と崖っぷちに立たされた中での試合となった。
常にライバルとして君臨してきた相手に対し、日本は8分に田中碧(デュッセルドルフ)が初先発で初ゴールを記録。後半にアルディン・フルスティッチが直接FKを叩き込み同点に追いつかれる。
引き分けでも苦しい日本だったが、86分に浅野拓磨が抜け出してシュート。これがオウンゴールを誘発し、2-1で勝利を収めた。
試合前には、森保一監督の進退問題が大きく騒がれ、日本の戦い方などにも多くの意見が寄せられていたが、勝利という結果で一時的に払拭した。
今回の活動に招集されながら、ケガのために離脱した堂安が自身のインスタグラムを更新。英語で、チームメイトへのエールを送った。
「周りに何を言われても気にしない」
「でも、自分を信じることをやめてはいけない!!」
この投稿には、同じくケガで不参加となったMF久保建英(マジョルカ)も反応。「バンザイ」の絵文字を3つ並べていた。
東京オリンピックを共に戦った、田中碧の活躍にも刺激を受けているであろう今回の活動に参加できなかった両選手。11月も決戦となるだけに、ケガからの回復が待たれる。
【写真】ライバル下したチームメイトに堂安律がエール