フランス代表FWキリアン・ムバッペが、自身の4ゴールとカタール・ワールドカップ(W杯)出場決定を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
フランスは13日、カタールW杯欧州予選でカザフスタン代表と対戦。首位のフランスは勝てばW杯出場が決まる中、最下位のカザフスタン相手にムバッペが圧巻のパフォーマンスを見せる。
開始6分に左からのクロスを簡単に合わせたシュートでムバッペが先制ゴールを決めると、12分にはカウンターからGKが飛び出すと、キングスレー・コマンのクロスを無人のゴールへと決めて追加点。そして32分にはコマンのクロスから珍しいヘディングでゴールを決め、前半だけでハットトリックを達成。後半には、カリム・ベンゼマが2ゴール、アドリアン・ラビオ、アントワーヌ・グリーズマンが追加点を奪い、87分にムバッペが4点目を決めて8-0と圧勝した。
ハットトリックを記録したムバッペは、何よりもW杯出場を決められたことが良かったとコメント。ファンの前で戦い切ることが大事だったとした。
「最も重要なことは出場権を獲得することだった。僕たちは自分たちのタイトルを守るチャンスが欲しかった」
「出場して優勝したことのある人にとっても、ワールドカップでプレーすることは想像を絶する夢だ」
「ファンはそれを楽しんでいたし、僕たちも楽しんだ。僕たちは試合と対戦相手をリスペクトしていた。最後までやり続けたかったんだ」
また、ハットトリックを達成した自身のヘディングゴールについてもコメント。トレーニングから良い状態だったと語った。
「金曜日に僕はトレーニングで頭でゴールしていた。監督からラッキーだと言われていたので、運命の助け舟になったね」
「確かに僕のヘディングは最高のものではないけど、今年は上達していると思う。トップレベルのヘディングの能力ではないけど、少しずつ望むところに近づいてきているんだ。これからも僕は他の人のゴールに繋がるようにハードワークするよ」
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