★大宮で14年、下部組織からの生え抜きDF渡部大輔が契約満了「大宮で引退したかった」
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大宮アルディージャは8日、DF渡部大輔(32)との契約満了を発表した。
渡部は大宮の生え抜き選手。
大宮アルディージャは8日、DF渡部大輔(32)との契約満了を発表した。
渡部は大宮の生え抜き選手。ジュニアユース、ユースと育ち、FWとして活躍。2008年にトップチームへ昇格した。
2010年に鈴木淳監督によってサイドバックで起用されると、以降はサイドハーフもやりながらサイドバックに定着。近年はチーム事情で左サイドバックも務めることがあった。
大宮一筋で14シーズンプレー。今シーズンはキャプテンに就任しシーズン序盤こそ出場機会があったが、霜田正浩監督就任後にキャプテンから外れることに。中盤以降はメンバー外になることが多く、J2で12試合の出場に終わった。
大宮一筋でプレーを続け、J1通算122試合3得点、J2通算90試合4得点、リーグカップでは27試合に出場し1得点を記録していた。
渡部はクラブを通じてコメントしている。
「このたび、契約満了となりました。プロとして14年、そしてアカデミーから合わせて20年間、本当にお世話になりました。自分がこのクラブでここまでやってこれたのはたくさんの方々に支えていただいたおかげです。自分をここまで育ててくれたクラブに本当に感謝しています。ありがとうございました」
「大宮を離れることはすごく寂しいですし、まだまだ大宮でプレーしたかったです。もっと大宮の力になりたかったです。そして、大宮で引退したかったです」
「ただ、まだ現役でやれる心と身体があるのでチャレンジさせてください。本来であれば長年応援していただいたファン・サポーターの皆さまの前でご挨拶したかったのですが、それが叶わず申し訳ありません。いつかNACK5スタジアム大宮に対戦相手として元気な姿で帰って来られるように頑張りますので、その時は温かく迎え入れていただければ嬉しく思います」
「どんなときも良い雰囲気を作り、熱い声援を送り続けてくれた皆さんのことが本当に大好きですし、これからも忘れることはありません。感謝してもしきれないほど感謝しています。長い間、本当にありがとうございました」
2021年12月8日(水)15:15