★「視野には入っている」W杯を目指す鹿島FW上田綺世、先輩のFW大迫勇也のプレーに「精度は自分にはまだまだ」
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日本代表候補トレーニングキャンプも4日目を迎えた中、鹿島アントラーズのFW上田綺世がメディアのオンライン取材に応じた。
21日にはトレーニングマッチが控えている日本代表候補。
日本代表候補トレーニングキャンプも4日目を迎えた中、鹿島アントラーズのFW上田綺世がメディアのオンライン取材に応じた。
21日にはトレーニングマッチが控えている日本代表候補。すでに3日のトレーニングを終えた中、ゲーム形式のトレーニングが続いている。
強度の高いトレーニングが続く中で、各選手の連携や動きなどをチェック。カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に生き残るためのアピールが続いている。
上田はここまでの合宿について「強度も高いですし、良い刺激をもらっています」とコメント。自身のパフォーマンスについては「まだまだ模索するところ、自分なりにアピールするところは見つけないといけないので、そこに常にトライしていかなければいけないです」と、まだまだアピールが必要だとした。
「動き出しのところで良さを全面に出したい」と自身の特徴を語った上田。「自分が動き出しを武器にしていて誰とでも組めるというのはあるので、拘らずにやりたいです」と、誰とでも合わせられると語った。
ただ、代表活動では連携を深めることは時間も短く難しい部分がある。「代表活動で必ず課題になるところだと思いますし、凝った戦術を練るのは難しいので、個のステータスで補う必要があリマス」とコメント。「みんなでそこで擦り合わせる必要があるというのが大事だと思います」と代表活動の難しさを語った。
また「動き出しに関しては、コミュニケーションを取らないといけない部分もあるし、自分が主体で動きながらも、選手にとって得意なパスを観察して合わせていくことをしています」と、自身が合わることもしっかりとしたいと語った
今回の合宿では鹿島の先輩でもあるFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)とも共にトレーニングしているが「ポストプレーの質、ボールを受ける引き出しは抜けています。そこの精度は自分にはまだまだ足りないと思います」と、大迫の凄さを身近に感じているようだ。
今年はW杯イヤーとなるが「視野には入っていますが、自分のチームの活動もあるので、この活動がW杯につながるとは思っていないです」と上田はコメント。「W杯までに時間があるので、そこまでのプレーが繋がってくると思います」と、クラブに戻ってからのプレーも重要であるとした。
その中で、中国代表との試合については「チャンスがもらえれば特徴や求められることを全力でパフォーマンスできればと思いますし、結果として得点を決められればと思います」と意気込みを見せた。
2022年1月20日(木)20:12