日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)がワールドカップ(W杯)予選に向け、武器を新調したようだ。
1月27日、2月1日に行われるカタール・W杯アジア最終予選のメンバーに選出されている遠藤。吉田麻也(サンプドリア)、冨安健洋(アーセナル)を負傷で欠く中、キャプテンにも指名され、チームの中心として大きな期待が寄せられている。
遠藤の魅力と言えば、やはり対人守備の強さだろう。今季のブンデスリーガでもデュエル勝利数で2位を記録しており、日本代表でもネガティブトランジションの反応や球際の強さが際立っている。
パフォーマンスの向上に一役買っているのがマウスピース。機能面のみならず「ファイターらしく見える」と自身も語るなど、トレードマークの1つとなりつつある。
遠藤のマウスピースを手掛けるシュツットガルト在住の歯科医師・宮川順充氏は「今週のW杯予選用スプリント」と題してインスタグラムを更新。今回の最終予選に備えて微調整したマウスピースを公開した。
サムライブルーを基調としたマウスピースには、自らの署名と遠藤のネームを記載。さらには日の丸や試合日も刻まれており、この2試合に懸ける想いが伝わってくる。
現在、W杯予選6試合戦い、4勝2敗で2位につける日本代表。ホームでの2連勝を飾るためには、遠藤の奮起が欠かせない。
【写真】最終予選仕様、日の丸入りの遠藤のマウスピース