★4連勝の日本代表、急造のCBコンビに森保監督も満足「巧さと強さを見せてくれた」

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日本代表の森保一監督が、2-0で勝利した中国代表戦を振り返った。

日本代表は27日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国代表と対戦した。

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日本代表の森保一監督が、2-0で勝利した中国代表戦を振り返った。

日本代表は27日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国代表と対戦した。開始13分に相手のハンドによるPKをFW大迫勇也が決めて幸先よく先制すると、追加点は奪えずも相手にシュートを許さないまま前半を終える。

後半には途中交代のDF中山雄太のクロスからFW伊東純也がヘディングシュートを突き刺し追加点。このまま逃げ切った日本が白星を挙げ、4連勝を収めた。

これで2位キープに成功した日本。森保監督は難しい初戦の勝利に安堵の表情を浮かべた中で、2月1日に控える首位サウジアラビア代表との頂上戦に向けて帯を締め直している。

「これまでの戦いの中で、最終予選のそれぞれ1試合目というのは非常に難しいものでした。結果的にも、1試合目で2敗しているので、そこは選手たちが今回もコンディションがまちまちの中、イメージを共有して、連携・連動を試みてコミュニケーションをとりながら戦ってくれました」

「次のサウジアラビア戦に向けて、今日の中国戦で良いイメージの共有ができて、またチームの総合力を高めることができました。ただ、サウジアラビア戦は今日とは違い、インテンシティやテンションの部分が高いものになりますので、覚悟しておきたいと思います」

また、今回はケガによりDF吉田麻也とDF冨安健洋が招集できず、中国戦はDF谷口彰悟とDF板倉滉による急造センターバックコンビで挑んだ。両選手とも最終予選は初出場だった中、的確な守備やビルドアップでクリーンシートに貢献した。

森保監督も2人のパフォーマンスに満足感を示した。通常と選手は違えど、同じコンセプトを貫いて戦ったことを称賛している。

「2人とも試合の入りから落ち着いてましたし、ビルドアップの面でもディフェンスの面でも、チームをコントロールしながら、個々の曲面で相手を上回る、巧さと強さを見せてくれました。2人とも最終予選初出場とはいえ、素晴らしい経験を積んできた選手なので、普段やっていることに自信を持って今日の試合に臨んでくれていたと思います」

「息が合っていたというのは、試合を見て一つのボールの動きや状況に対して、お互いのイメージが合ってるなというところを感じました」

「選手全て同じではないですし、もちろん吉田・冨安コンビではない2人が出ているので多少の違いはありますが、戦い方としては、チームのコンセプトがありますので、個々の特徴の違い以外は、そのコンセプトを同じような形で表現できればと思っています」

2022年1月27日(木)22:40

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