★「ここでやらないと終わり」誕生日に最終予選デビューのDF板倉滉、川崎Fの先輩・谷口彰悟とのコンビで無失点勝利も「もっと良くなる」

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日本代表のDF板倉滉が、中国代表戦を振り返った。

27日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表vs中国代表の一戦が埼玉スタジアム2002で行われ、2-0で日本が勝利した。

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日本代表のDF板倉滉が、中国代表戦を振り返った。

27日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表vs中国代表の一戦が埼玉スタジアム2002で行われ、2-0で日本が勝利した。

最終予選3連勝中の日本は、2位をキープするためにも負けられない一戦に臨むことに。すると13分に大迫勇也がPKをしっかり決めて先制する。

日本はその後に迎えたチャンスを決め切れないでいたが、61分に中山雄太のクロスを伊東純也がヘディングで決めて追加点。その後3点目は奪えずに2-0で勝利を収め、4連勝とした。

最終予選デビューを果たした板倉は、27日が自身の誕生日に。試合を終え「勝てば良いというそれだけでした。試合が終わった時に勝ち点3が取れればそれでいいと思って試合に臨みました」とコメント。勝利だけを考えてプレーしていたと明かした。

自身のプレーについては「シュートを打たれた回数も少なく、結果としてゼロで終わっていることをポジティブに捉えつつ、もっと良くなるなという感覚もあります」とコメント。「守備も攻撃もですが、もっと良くなる印象もあります」と改善できる部分があるとした。

具体的には「守備はもっとガツガツいけますが、1本で入れ替わられたくないということから行き切れていないこともあったので良くなると思います」と語り、「攻撃面も気持ちに余裕が出ると見えるところも広がると思います」と、次の試合以降はもっと良くできると語った。

また、審判の笛についてもコメント。「今日90分間やって、笛を吹くという印象は受けました。そこを見極めて、審判もそうですし、どれぐらいなら行けるのかを見極めなければいけないと思いました」と、アジアの感覚をしっかりと見極めたいとコメント。「90分戦ってみて、笛の違いは感じたので、毎試合意識してやらないといけないなと思います」と、ファウルになるラインを見極める必要があるとした。

誕生日については「結果的に点が取れたら最高でしたけど、そんなことよりも誕生日を忘れるぐらい集中していました」とコメント。「忘れていないで頭の片隅にはありましたが、チームのために勝ち点3を取りたいと思っていたので、負けて祝われるより、勝って祝われてよかったです」と、しっかりと目標である勝ち点3を獲得できたバースデーを喜んだ。

一方で、プレッシャーも当然あったという。「ここでやらないと終わりだなという気持ちで臨んでいましたし、チームとして勝ち点3をとるということは絶対にやらないといけないと思っていました」とコメント。「最終予選のプレッシャーもありますし、見ている人は不安材料もあったかなと思いますが、1つ勝ち点3を取れて良かったですし、次も勝ち点3取れるようにやっていきたいです」と、サウジアラビア代表戦への意気込みも口にした。

この試合のCBは川崎フロンターレ時代の大先輩であるDF谷口彰悟とのコンビ。共に初の最終予選となったが、「常にコミュニケーションを取りながら、1本のロングパスというところを相手が狙っていたので、そこのケアをコーチングしながらやっていました」とコメント。互いに声を出し合って戦えたという。

また「彰悟さんはフロンターレの時から知っていたので、コミュニケーションも一杯とれるので、より一層コミュニケーションとって良くできたと思います」と手応えを語り、無失点で勝利したことは「嬉しかったです。フロンターレで3年間一緒にやっていますが、僕は試合に出れずにベンチ外から彰悟さんをみていたので、最終予選でゼロに抑えて、勝利に繋がったのが良かったと思います」と、同じ舞台で戦えたことを喜んだ。

改めてサウジアラビア戦については「間違いなく今日とは違ったゲームになると思います」と語り、「その相手に勝たなければいけないので、みんなとコミュニケーションとって、相手の情報を入れながら準備していきたいと思います」と、すぐに準備に取り掛かると意気込みを口にした。

サウジアラビア代表との試合は2月1日。埼玉スタジアム2002で行われる。

2022年1月27日(木)22:49

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