★日本代表、次なる相手はW杯王手の強敵サウジアラビア…前回黒星も森保監督「チームは成長している」
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日本代表の森保一監督が、2月1日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア代表戦に向けた前日会見に臨んだ。
27日に行われた中国代表戦では、FW大迫勇也とFW伊東純也のゴールで快勝を収めた日本代表。
日本代表の森保一監督が、2月1日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア代表戦に向けた前日会見に臨んだ。
27日に行われた中国代表戦では、FW大迫勇也とFW伊東純也のゴールで快勝を収めた日本代表。これで4連勝とし勢いに乗る中、グループ首位のサウジアラビアを埼玉スタジアム2002に迎え撃つ。
昨年10月にアウェイ戦では1-0で敗れた相手だが、森保監督はW杯出場へ王手をかけているサウジアラビアを警戒しながらも、前回対戦からチームも成長していると語り、勝利に向けて自信を示した。
「非常に強敵との対戦ですが、我々が持ってる力をフルに発揮し、明日はホームで連勝を収めるべく、今日の練習でもしっかりと準備して向かっていきたいと思っています」
「サウジアラビアは個の能力が高く、チームとしても組織的にポジティブに戦える洗練されたチームなので、我々が受けに回る時間帯もあるかもしれませんが、そこを我慢強く戦い続ける、そしてそこから我々の流れに持ってくるということは、想定の一つとして持っておかなければいけないと思います」
「しかしながら、まずは我々がアグレッシブに仕掛けて相手のゴールに向かっていくというところ、素早く攻めるということと、我々がボールを握りながら相手の守備を崩していくというところを相手以上にできるように積極的に試合を進められたらと思っています」
「チームとしては間違いなく力はついてきていると思っています。このW杯に向けた戦いの中で選手たちが個々のやるべきこと、チームとしてやるべきことにチャレンジしながら、成長して結果を出して来れてるというふうに思っています」
「サウジアラビアは強敵ですけど、我々にも非常に良い選手が揃ってますし、一人一人の力を100%発揮し、チームとして組織的に力を発揮すれば、相手を上回れる自信を持つことを伝えました」
また、前回の中国戦は一部で気迫の欠如が感じられたという指摘を受けた森保監督は、戦い方の評価については「お任せします」としながらも、クリーンシートで勝ち切った一戦に満足していると主張した。
「サッカーの見方というのは三者三様、千差万別だと思いますので、我々が中国戦で先制点が奪った後に積極性を感じられなかったという方はいるかもしれないですが、相手も最終予選まで来ているような強敵です。その相手が守備を固めてきたときに、闇雲にただ攻めるだけでなく、選手たちがどうすれば相手を疲労させられるか、相手の守備を難しくさせられるかということを色々と考えながら、追加点に向けての突破口を探っていたんだと思います」
「理想は常に相手を圧倒して試合を進めて勝っていくということですけど、実力が拮抗した中で、ボールは握りながらも、守備力も攻撃力もある相手に選手たちも色々考えながらプレーしてくれていたと私は思いますし、そういった意味では賢く試合を進められたと思います」
2022年1月31日(月)17:55