★サウジ相手にも特徴を出したい谷口彰悟「戦えることを見せて証明しながらやっていくことが大事」

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31日、サウジアラビア代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の大一番を翌日に控え、日本代表のDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が意気込みを語った。

日本は27日に行われた中国代表との一戦で、2-0と勝利。

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31日、サウジアラビア代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の大一番を翌日に控え、日本代表のDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が意気込みを語った。

日本は27日に行われた中国代表との一戦で、2-0と勝利。最終予選4連勝を収め、グループ2位をキープした。

最終予選の初戦で敗れ、10月にはサウジアラビアにも敗れたことで苦しい予選となったが、自力で7大会連続7度目のW杯出場を決められる位置に立っている。

3月の2試合を優位に戦うためにもしっかりと勝ち点3を取りたい日本。中国戦で最終予選デビューを果たした谷口。大一番を前に心境は「変わらず、次の試合が大一番であることは変わりないですし、そこに向けてと言うことは中国戦からすぐ切り替えて、明日の試合に向けてやってきたので、とにかく勝つことだけを考えています」とコメントした。

改めて中国戦の反省点については「攻撃の部分に関しては、コンビネーションはまだまだ上げていけるなと。ビルドアップやゴール前の質はもっと上げられると思いますし、明日の試合で出せればと思います」とコメントした。また、守備については「守備は危ないシーンはなかったですが、事前に防げるシーンはあったので、危険なシーンがゼロということはやっていけると思います。チームが勝った時こそ修正しやすいので、そういう気持ちで準備してきました」と、良い中でも細かい改善点を潰していきたいとした。

中国戦は谷口も緊張していたと言い「自分でやっていても硬いなというところは感じた部分はありました。ただ、仕方ないというか、この舞台で初めて最終予選に出たので、仕方ないというある種客観的に見ていました」とコメント。「ただ、試合には集中して入れていたので、それは良かったですし、1試合経験したことで解れていればいいですが、明日にならなければわからないです。グループ1位の強豪なので、勝つことを考えて、試合に集中ていれば緊張していても関係ないかなと思います」と、目の前の戦いに集中していくとした。

サウジアラビア戦では相手のカウンターも警戒したいところだが、中国戦では板倉滉(シャルケ)らと良いコミュニケーションをとって対応していた。

谷口はその点について「通常営業といえば通常営業ですけど、いつもやっていない選手たちと組んでいるので、よりコミュニケーションを取らないと一瞬の隙をつかれることはあります。しつこいぐらい声かけはしていました」と、より細かく声を掛け合って警戒していたとのこと。「試合を進めながら良い状況になりましたし、次の試合はより細かくやらないともっと迫力あるカウンターが来ると思うので、攻めている時こそ良い守りの準備をしたいと思います」と、日本の攻撃の時間にもしっかりと守備の準備をしておきたいとした。

サウジアラビア戦でも期待がかかる谷口。Jリーグで自身を磨き、4度のJ1王者になるなどした結果、現在は代表の一員としてプレーしている。

国内組が代表でプレーすることの意義については「もちろん今は国内組とか海外組と分けて見られることは多いですし、国内組が少ない、海外組が多いとも言われます。ただ、力があれば間違いなく代表に入るとは思いますし、海外にいるから代表に入りやすい、国内にいるから代表に入りづらいということはそんなにないと思います」とコメント。「もちろん、海外でやっている選手の方が、代表の試合は国試試合なので、慣れとか、アドバンテージはあると思いますが、国内でやっていてもきちんとしたパフォーマンスを発揮したり、サッカーをしていればチャンスは全然あると思います」とJリーグでプレーしていても問題はないとした。

また「今は国内組として、チャンピオンチームのキャプテンというプライドはもちろんありますし、自分もできるんだぞというところを結果として証明しなければいけないので、もちろん気持ちはあります」とコメント。結果で示したいとした。

Jリーグでプレーしていく中で、代表に入っていくために大切にしていることについては「僕自身は代表に入り出したのは昨年ぐらいからで、そんなに代表経験がある方ではないです。呼ばれない、どうしたら呼ばれるのかと思ってやってきた方だと思います。クラブで結果を残して、良いパフォーマンスをして、代表に呼ばれるためにもっとやらなければいけないと、試行錯誤してやってきた自負はあります」とコメント。「代表で試合に出るということを目標にやってきたことは、Jリーグを戦いながらも目指して、基準を代表や世界においてやってきたつもりです。今の国内の選手たちも、Jリーグで出て満足ではなく、代表に入る、世界と戦う、ACLだったり世界の国と戦う準備することはたくさんあると思います。意識を持ちながらやると国内でもしっかり成長できると思います」と、個人の意識、基準をとこに置くかということが大事だとした。

改めてサウジアラビア戦に向けては「サウジ戦に勝っても勝ち点3がプラスされて、順位も逆転できるわけではないですけど、最終予選を突破する、W杯の出場権を得るという上では非常に大きな勝ち点3になると思います」とコメント。「そこはどうにかしてでも勝ち点3を取ることは意識していますし、そこを見ているのが正直なところです。プライドの部分、総合力を見せられればと思いますが、結果を残さなければ意味がないです」と、まずは結果が大事だとした。

「とにかく勝たなければいけない試合なので、そこに全力を尽くして戦いたいですし、そのために自分にできること、戦えることを見せて証明しながらやっていくことが大事だと思います」

2022年2月1日(火)0:22

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