★「半分ラッキー」4戦連発の伊東純也、好パーフォーマンスの連続に「勝つために最善のことをしようと思っていた」

Getty Images
日本代表のMF伊東純也(ヘンク)が、サウジアラビア代表戦を振り返った。

1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8戦でグループ首位のサウジアラビアと対戦した日本。

記事全文

日本代表のMF伊東純也(ヘンク)が、サウジアラビア代表戦を振り返った。

1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8戦でグループ首位のサウジアラビアと対戦した日本。ここまで無敗の相手をホームに迎えた。

中国代表戦と同じ11名をピッチに送り込んだ森保一監督。すると立ち上がりはサウジアラビアが攻め込むこともあったが、すぐに日本のペースに。惜しいシーンを作ると、32分に長いスルーパスに反応した伊東が相手DFとの競り合いに勝ち抜け出すと、マイナスのクロスを南野拓実(リバプール)が決めて日本が先制する。

幸先良く先制した日本。押し込みながらもゴールが奪えなかったが、後半も頭からアグレッシブにプレー。すると50分、ボックス手前で長友佑都(FC東京)が粘ると、パスを受けた伊東が右足一閃。強烈なシュートがネットに突き刺さり、最終予選4試合連続ゴールを記録。その後はサウジアラビアに押し込まれることもあったが、しっかりと守り切り2-0で勝利を収めた。

中国戦に続き、この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された伊東は、試合を振り返り「今日は絶対勝たなければいけない試合で、みんな攻守にわたって戦えていたと思います」としっかりと勝てて良かったとした。

先制ゴールのアシストは見事なカウンターだったが「ワンタッチで酒井(宏樹)くんに落とした時に、サイドバックがついてきたので競走しようと思いました。ただ、CBがカバーに来ていたんですが、上手く入れ替われて、迫くん(大迫勇也)と(南野)拓実が見えたので、マイナスに入れたら、うまく拓実が決めてくれました」とコメント。良い形だったと手応えを語った。

また、自身のゴールについては「シュートは打たなければ入らないので、思い切って打とうと思ってファーを狙ったらうまく決まりました」と語り、「2点目取りたいと思って後半入っていたので、良かったです」と、ゴールを目指した中でのすぐのゴールを喜んだ。

試合前には、前回大会の最終予選で原口元気(ウニオン・ベルリン)が4試合連続ゴールを決めていることに言及し達成したいと言っていた伊東。有言実行となったが「そんなに試合中は考えていなかったですし、チームが勝つために最善のことをしようと思っていたら、たまたまゴールできて、チームが勝てて良かったです」と謙虚なコメント残した。

それでも、この2試合だけでなく、最終予選ではそのスピードで相手を打ち破ってきている。自信がシュートやゴールに繋がっているかについては、「シュートは個人的には半分ラッキーというか、ファーに思い切って打ちましたが思ったところにいきました」とコメント。「アシストや一対一からクロスを上げたところが個人的に良かったと思います」と、スピードを生かせたプレーの方が手応えを感じていたようだ。

サウジアラビアの左サイドは攻撃の要だったが、この日は攻撃で圧倒。相手の裏をとってチャンスを作っていた。「相手の左はストロングポイントで攻めてくるのは分かっていたのでうまく裏返せればと思っていました」とコメント。そんなにやられたところもなく、うまく抑えられたと思います」と守備面でも手応えがあったようだ。また、「一本カウンターを決めようとして、それが決められて良かったです」と、狙い通りのゴールに繋がって良かったという。

これでチームは5連勝。ただ、何もまだ掴んでおらず、3月の2試合が大事になる。チームの進化については「負けられない戦いが続く中、みんな自信を持ってやれていますし、やっていくうちにみんなが良くなっていると思います。連係でも何回か良い場面ができているので手応えを感じています」と、チームが成熟してきたことを感じているようだ。

また、3月のオーストラリア代表戦に向けては「まずチームに戻って、しっかり結果を出すというところをやって、また代表に呼ばれたらしっかりそこでも結果を出したいと思います」とコメント。近づくW杯については「3試合で2敗して難しい状況でしたけど、みんなが諦めずに一丸となってやったからこそ近づいてきていると思います」と、チーム力も向上していると感じているようだ。

現在はレギュラーとしてプレーする伊東。控え組の選手たちの存在もかなり大きいという。

「出ている選手がやるのはもちろんですけど、練習からしっかりやってくれているメンバーがいるからこその勝利だと思います」

「紅白戦の控え組のメンバーが凄く力があって、そういうのが自分たちの力になっていると思います」

次勝利すればW杯出場が決定。3月の活躍にも期待が懸かる。

【動画】ゴールより満足感を見せた伊東純也の圧巻の突破から南野拓実弾!





2022年2月1日(火)22:49

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
日本代表、オーストラリア代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介
選手採点&寸評:サウジアラビア代表 0-2 日本代表【2026W杯アジア最終予選】
鬼門初攻略の日本が3連勝! 鎌田大地&小川航基のゴールでサウジとの首位攻防戦制す【2026W杯アジア最終予選】
日本代表のスタメン発表!両ウイングバックは堂安律&三笘薫…初招集の大橋祐紀はベンチ入り【2026W杯アジア最終予選】
【日本代表プレビュー】最終予選最初の山場、盤石のメンバーでサウジとのアウェイ戦初勝利なるか?/vsサウジアラビア代表【2026W杯アジア最終予選】
戻る
© livedoor